目次
二十四節気・大寒(だいかん)
1月20日から2月3日頃の
二十四節気は、大寒です。
大寒は最後の二十四節気です。
小寒から始まった寒の入りは、
後半の大寒で、佳境を迎えます。
大寒は一年で一番寒いとされ、
各地で年間最低気温が観測される時期です。
そのため、日本海側のみならず
太平洋側にも、降雪が多く
見られるようになります。
寒さに身を縮めて耐え忍ぶ季節ですが、
自然界に目をやれば、
そんな雪化粧にも負けず、
咲く花もあります。
この七十二候のふきのとうもそうですし、
金盞香(きんせんかさく)の日本水仙が、
実際に咲くのもこの時期です。
花は絶えず咲き、その希望は消えず。
この大寒が終わると、寒の明けとなり、
また始めの立春に戻ります。
まだまだ寒さは続きますが、
徐々に世界は春へと近づいていきます。
大寒の間の3つの七十二候
次の二十四節気は、立春(りっしゅん)です。
初めに戻ります。