やまない雨。「梅雨入り」という情緒〜雑節・入梅(にゅうばい)

梅雨入り〜入梅(にゅうばい)

入梅とは梅雨入りのこと。
気候によってはすでに
梅雨に入っていますが、
だいたいこの時期に入梅となります。

長くふり続ける雨に、
気が滅入ることもありますね。
しかし、窓の向こうに見える
雨模様と灰色の空も、
眺めるのにそれほど
悪いものではありません。

降り続ける雨も、季節の情緒を
私達に与えて
くれています。

外へ出れば、カラフルに街を彩る
いくつもの傘、
そして雨つゆに濡れた紫陽花の花が、
咲き誇っています。

ちなみに梅雨はアジア特有のもので、
それ以外の国には梅雨はありません。
ただ、雨季があるだけです。

梅雨という言葉ですが、
ちょうど梅の実がなる時期のため
そうつけられたといわれていて、
この時期の七十二候、
梅子黄にも繋がっていきます。

梅雨は暑い夏が始まる前の準備期間です。
じめじめした梅雨特有の暑さを
どうにか凌ぎながら、
カラッと晴れた空を待ちましょうね。

私が水墨画を描くようになった経緯や、画家としての信念、お仕事の話、日々のつれづれ話などを無料でお届けしています。
さらに、定期的な画像データの無料配布、WEBギャラリーの会員限定サービス、ご依頼の優先、新作案内などの特典をご用意しております。
八束徹の絵に興味を持っていただいた方は、この機会にぜひこの無料のメルマガにご登録ください。