バイクがレッカー車で運ばれていった話

こんにちは。
水墨画家&ライダーの八束徹です。

今回はバイクが動かなくなり、
やむなくロードサービスを呼んだ
とある朝方の話をします。

動かなくなった理由は、ただのアレでした。

走行中のエンジンストップ!

とある日曜日の朝、8時前くらいに、
保土ヶ谷バイパスを走行中のこと。
アクセルを回しても
スピードが出なくなりました。

よく見たらエンジンが止まっていて、
惰性で走っている状態でした。

左車線に入れてもらい、
ちょうど近くにあった安全帯に停車。

東名入口(横浜町田)の手前でした。

ガソリンタンク確認から押しがけへ

とりあえずセルを回してみますが、
エンジンはかからず。

数年前にセルモーターを
故障で取り替えているので、
まあ、セルは問題ないかと考えて、
ガソリンタンクを開けます。

旧車なので、トリップメーターで
残量をチェック
しているのですが、
普段なら250キロくらいまでは走ります。

その時のメーターは190キロほど。

タンクの中を除いて揺らすと
ガソリンが光って見えます。
脇を途切れることなく走り去る車の音で、
チャプチャプ音は聞き取れませんでしたが
問題ないなと蓋を閉めました。

それから押しがけへ。

これが何回やってもかかりません。
ここ最近の不調から、
故障が頭をよぎります。

もうあきらめて、ロードサービスを
呼ぶことにしました。

保険会社に電話してロードサービスを待つ

保険会社に電話したのが、8時過ぎ。
折り返し待ちで15分経過。

ようやくかかってきた電話で、
こちらの状態を話し、
レッカーの詳細を説明されます。

無料でレッカーできる距離は100キロ

あとは、改造車ではないか
なども聞かれました。
改造車は対応しないんですね。

私は修理以外では
何もいじっていないので、
問題はありませんでした。

到着時間は10時前後とのこと。
長い待機時間が待っていました。

バイク歴の長い先輩に電話をして、
色々話を聞いてもらいました。
何が原因だろうねと、
心配してくれて
本当にありがたかったです。

バイクの移動先を決める

レッカー手配で
満足してはいけませんね。
そのバイクをどこに運ぶのか
決めなくてはなりません。

私は以前、二度ほどオイル交換をした、
自宅からそう遠くない
バイクショップに連絡をし、
預かってもらえないかと交渉しました。

快く受け入れてくれたので、
そちらに運ぶことにしました。

今回はまだバイクショップに
連絡がつけられる時間帯でしたので、
そういう意味では運が良かったです。

そして故障の原因判明!原因はなんと、、、

一旦安心して、路肩に座り込むと
ふと何か頭の中をよぎり、
もう一度タンクを開けて
中を覗き込んだ私。

こ、、これは、、、

ガソリン入ってないんじゃ。。

さっきキラキラ光って見えたのは、
よく見たらタンクの底でした。

ちなみにもうロードサービスを
呼んでしまったので、
今更どうしようもないのですが、
ガソリンコックもリザーブにしたまま
走っていました。
(最近のバイクにはなかったりするのですが、
うっかりガス欠になった時のために
少しタンクにガソリンが
残るようになっていて、
その残りを使う時に
リザーブにするわけですが、
最初からリザーブにして走っていたから、
当然全部なくなっているわけです。)

もう一度先ほどの先輩に電話して
それを伝えたら、

一番カッコ悪いやつじゃん!笑

と笑われました。

そりゃそうです。
逆の立場なら私も笑います。笑

そんな私の前を、
渋滞の中ゆっくり進む車が
次から次へと通り過ぎていくのでした。

レッカー(バイク専用のパワーゲート)車到着

渋滞により、予定より遅れて
レッカー車が到着しました。

軽トラか何かで来るのかと思っていたら、
中型のレッカー車で、
しっかりと愛車を
固定・設置してくれました。

その前に、ドライバーさんと契約の確認
サインを済ませています。

運べるのはバイクだけ
という話でしたが、
停まっている場所が場所だったので、
歩道のあるところまで
乗せてもらいました。

そして私の愛車は、
寂しそうに運ばれていくのでした。

今回学んだこと

  • 任意保険は必須
  • 車両チェックは大事

どれも当たり前ですけどね。
仕事でも遊びでも、
事前準備、計画が大切
なのは
同じことです。

ちなみにレッカー車のドライバーさんも
バイク乗りらしく、
同じバイクに25年乗っているそうです。

大切にすれば、
それだけ長持ちすることもある。

私ももっともっと自分のバイクを
大切にしなきゃと思いました。