日が伸び始めて福を呼ぶ、カボチャと一陽来復〜冬至(とうじ)

二十四節気・冬至(とうじ)

12月22日から1月4日頃の
二十四節気は、冬至です。

北半球では、一年間で一番、
昼が短く、夜が長い日
日本も同じです。

この日を冬至といい、
二十四節気ではその冬至当日から、
次の小寒までの数日間を、
同様に冬至と呼びます。

旧暦では11月に当たるこの冬至ですが、
さらに昔は、冬至の日が
元旦とされていました。
干支も冬至から始まります。

昼の短さが陰気を呼ぶ冬至。
その日を境に日が伸びて、福を招く。

それが一陽来復の由来なのです。

冬至日の習慣としては、
柚子湯に入ったり、
かぼちゃを食べたり。

かぼちゃを食べると中風(脳卒中)にならない
という言い伝えがあります。
また、冬至にあやかり、
「と」のつく食べ物が売り出されます。
豆腐やドジョウ、唐辛子、そして
かぼちゃの別名である、とうなすなどが
それにあたります。

当時の間の3つの七十二候

次の七十二候は、小寒(しょうかん)です。