恵みの雨と春の終わり〜穀雨(こくう)

二十四節気・穀雨(こくう)

4月20日から5月4日頃の
二十四節気は、穀雨です。

穀雨はこれからの田作に向けて降る
恵みの雨のことです。
この雨が田畑を潤して、
農作物が育つのを手伝ってくれます。

穀物を育てる雨なので、
穀雨というわけですね。

穀物というと、米、そば、とうもろこし、
小麦、大麦などがありますね。

そば粉はそば、
小麦粉はパンやうどん、
ラーメンの麺などになります。
お米は食べる用ばかりではなく、
日本酒に加工するものもあります。
大麦はビールになります。

このように、穀物は、
馴染みの深い食べ物に繋がっています。

穀雨に感謝ですね。

そして末候には、立春から数えて
八十八日目の、八十八夜を迎えます。
「夏も近付く八十八夜〜」
こんな歌がありますね。

穀雨が終わると、
七十二候はいよいよ、夏に突入します。

穀雨の間の3つの七十二候

次の二十四節気は、立夏(りっか)です。