水墨画の道具の知識とテクニック

はじめまして。
水墨画アーティストの八束徹です。

このページでは、主に
初心者の方向けに書いてきた、

  • 水墨画についての記事
  • 水墨画の道具の知識や使い方
  • 水墨画を描くための必修技法

についての記事を総まとめにしています。

せっかく興味を持っていただいた
この水墨画の世界を楽しめるように、
これまで私が学んできたことを
あますことなく記しています。

道具全般、筆、墨、硯、和紙
それから必須の基本テクニックまで。

読んでいただければ、
水墨画についての認識が深まり、
上達への道しるべとなるはずです。

そして、描く側ばかりではなく、
それを観る側のあなたにとっても、
水墨画とはどういうものなのか、
そしてその美しさを知るきっかけとなれば
幸いです。

水墨画が上達する記事|総まとめ

道具全般について

ゆっくり揃えていきましょう。
初めから高価なものはいりません。

100円ショップのものでも使える道具はあります。

筆について

筆とは長く付き合っていきましょう。

筆にもいろいろ種類がありますが、全部揃えなくてもいいです。

どうぞ、筆と長いおつきあいを。やっちゃダメなことが2つあります。

墨について

墨と墨汁は別物です。メインは固形墨です。

硯(すずり)について

硯の一番重要な部分は鋒鋩。ほうぼうと読みます。

洗わないと墨がこびりつきます。

和紙について

水墨画は和紙に描きますが、普段生活で使っている紙はほぼ「洋紙」です。

逆に和紙じゃないとやっても面白くないです。

テクニック編

線を引くだけでもこれだけのパターンがあります。

これだけであなたの絵が「水墨画」に変わります。

あとがき〜「モノクロの世界」のその先にあるもの

墨を使うからといって、
水墨画はただ単純に、
白黒で仕上げた絵というわけではありません

その濃淡やにじみ、かすれなどの技法が、
自由で詩的で、いさぎよく、
よけいな口を挟まず、
観る側の心の泉にぽちゃんと水滴を落として、
収まらない波紋を残していく。

そんな繊細で深い表現を生み出します。

どうかこれから先、
あなたが水墨画を描く時、
もしくは水墨画を鑑賞する時、
その「モノクロ」の先にある美しさ
そしてたくさんの「色」を、
ぜひ探して見つけ出してみてください。

そしてその水墨画があなたを始め、
もっとたくさんの人の
そばに行けることを私は願っています。