師匠小林東雲氏主催の公募展、
「美は国境を越えて2021」が
コロナ禍の中で開催されました。
この記事では、美は国境を越えてについてと、
子供達の絵、私の作品について話していきます。
今回は私は展示のお手伝いのみ参加という結果に。
体調不良もあり、
会期中に会場に行くことはできませんでした。
そして無事、展覧会が終了し、
私の絵も我が家に戻ってきました。
目次
国立新美術館について
以下で細かく描いていますので参考にしてください。
レストランはさすがの六本木価格です。
基準がセレブです。
下のカフェならお手頃かなって感じですね。
美は国境を越えて2021
![](https://yatsukatoru.com/wp-content/uploads/2021/01/e407.jpg)
今のこのコロナ禍の中にあって、
師匠は例年通りに会を開催をする決断をされました。
いろんな意見もあったでしょうし、
思うことも多々あったはずですし、
私ももちろんありましたが、
私は師匠を信じて、今回も出品することに決めました。
展示準備中も一人先陣を切って奔走していた姿は、
会期中も同じだったことでしょう。
来場者を楽しませようとするその様子が
眼に浮かぶようです。
今年で2回目を迎えるこの公募展は、
参加人数だけでなく、参加する国も増えていて、
世界各地から、絵が届いています。
必ずしも水墨画のみというわけではないはずなのですが、
海外から届くのは師匠の繋がりからか、
やはり水墨画が多いです。
そして驚くのは、そのレベルの高さ。
まだまだ水墨画では日本は負けない、
などど伝統の上にあぐらを描いていたら、
あっという間に追い越されるでしょうね。
良い作品は国内国外関係なく、
しっかり賞を獲得されていました。
素晴らしいことです。
子供たちの絵も飾られました
![](https://yatsukatoru.com/wp-content/uploads/2020/10/e0241.jpg)
私が先生として参加した小学校での水墨画教室。
そこでの子供たちの作品も
今回の展示会に飾られました。
子供の絵は自由で生き生きとしていて
発想がすごいですよね。
頭が硬くなってしまった大人は、技法を使わないと
それに対抗できなくなっているのです。
私が教えた子の絵も飾られていてよかった。
子供たちは見に来れたのかな。
コロナさえなければ、せっかくの思い出を直接見れたのにと、
寂しい気持ちの子達が多かったのかもしれませんね。
海外の子供たちの絵も届いていました。
主に中東の国の子供たち。
戦争を連想させる絵もあり、胸がキリリとなりました。
反面、面白かったのが、
漫画の「ナルト」の絵を描いたものが数枚あったこと。
関係者の方に聞いたのですが、
向こうの子供達にとって日本の子供たちはみんな、
ナルトなんだそうです。
みんなナルト。
おかしいですよね。笑。
心が和みました。
私の作品について
![](https://yatsukatoru.com/wp-content/uploads/2021/02/e423.jpg)
今回は辞退しようかと思ったくらい、
本番で失敗をして気が落ちていたのですが、
なんとか新しく描き直した絵で参加させてもらいました。
締め切りギリギリで。
偶然にも他の展覧会で落選していた絵と
「対(つい)」(絵を二つ並べて一つの絵とする作り方)
で出品することができました。
雪景色と、芽吹いた切り株。
振り返るとまるで一瞬だったかのような、
そんな感覚を表現として詰め込むことができました。
雪国は私の故郷。
切り株は、もうとっくに終わっていた過去の痛み。
そんな感じですかね。
あなたがどう感じるかはあなた次第です。
なんでもそうですが作品は世に出してしまったら、
それを観たり聞いたりしたりする人それぞれのものですから。
まとめ
![](https://yatsukatoru.com/wp-content/uploads/2021/01/e402.jpg)
今回話したのは、
- 国立新美術館について
- 美は国境を越えて〜師の必死の思い
- 出張授業での生徒さん達の絵
- 私の出品作品について
でした。
毎回来てくれていた方から、
今回はこのコロナ禍で観に行けない
というご連絡もいただきました。
芸術はしっかりとあなたを支えて決して倒れません。
来年もまた出品しますので、
楽しみにしていてください。
次はもっと大きな絵を描きますよ。