曇り空と冷気漂う連休2日目。
気持ちまで曇った朝でしたが、
ここで気が滅入ると
一日中そのままだったりしますよね。
雨なわけじゃなし、
バイクを出すことにしました。
今回の記事は、
無計画に環状2号線を流しつつ、
途中のコンビニで行き先を檜原村に決め、
檜原街道、都道33号線をひたすら走り、
山梨県上野原市から
相模湖経由で横浜に帰宅途中で、
最後にガス欠になる話です。
今回は順番にダラダラ書いてますので、
お時間がありましたら
暇つぶし程度に読み流してみてください。
天候は曇りのち晴れ。
風はなし。
目次
ツーリング開始〜定まらない行き先
まず、朝の迷いがそうさせたのか、
乗り出しからバイクとの一体感がなく、
少しだけ対話が必要になりました。
行き先も決めず、
というか決まらず、
とりあえず北上しようと環状2号線に出て、
保土ヶ谷バイパスに合流。
走るうちにだんだんと
バイクの機嫌も良くなって、
いつものように寄り添えるように
なってきました。
日曜日とはいえ、道もそこまで
混んでいるわけではなく、
気持ちよく走れるポイントが
ちょくちょく訪れます。
静かに唸りを上げて、
私を運ぶ4dn。
途中のコンビニでいったん休憩を入れます。
見上げれば青空が広がっていました。
iPhoneで近くのツーリングスポットを検索。
檜原村までは50分くらい。
相模湖もいいな。
けど相模湖は前に行ったしな。
とはいえ、檜原村まで50分は遠いかな。
このまま帰宅でもいいな。
気晴らし程度には走ったしな。
こんな後ろ向きな思考が
むくむくと起き上がります。
青空の下でする決断じゃないだろう。
そう言い聞かせ、
行き先を檜原村に決め、
再びエンジンをかけたのでした。
辿り着いた檜原村〜山間の集落と道の終わり
新滝山街道から秋川街道、
そして檜原街道に入ります。
ライダーを見かける率が高くなり、
ツーリング気分があがります。
やがて檜原村入り口のような
橘橋の赤信号で停まり、
さて、右に行くか左に行くか。
当然、観光ポイントなどを
下調べしているはずもない
今回の行き当たりばったりツーリングは、
右折を選択して続いていくのでした。
ただただ走るだけ。
山奥へ進んでも進んでも、
集落が現れて、民家が立ち並びます。
落石注意の峠を抜けると、
また広がる集落。
商店街もなければコンビニもなく、
私の生まれ育った田舎よりも
ずっと自然に囲まれて見えました。
気にせずに進んでいくと、
山の中腹で道は行き止まりに。
途切れる舗装。
この道がいつか山の反対側へ
繋がる日が来るのだろうか。
私はその頃、生きてはいないんだろうな。
果たして大自然と人間の折り合いはつくのか。
私には知る由もありません。
来た道を引き返して、
初めの分岐点、橘橋の交差点へ。
左は江戸、直進は甲斐の
洒落た手書きの案内が目に入る。
そのまま直進して、
先ほど選択しなかった
「左折ルート」へ。
峠道〜甲武トンネルを抜けて山梨県へ
最初に見つけた食堂で遅めの昼食を。
15時から休憩の店内には、
私とロードバイクの恋人達だけでした。
空腹を満たして再出発。
檜原街道を西へ。
やがて上川乗の交差点を左折して、
山の峠道へ入ります。
急カーブ、ヘアピンカーブが待ち受ける、
the 峠道。
時々他のバイクや車が
思い出したようにすれ違っていくだけ。
そしてやがて差し掛かった
長い甲武トンネルを抜けると、
目の前に広がる景色になんだか
タイムスリップでもしたかのような
気分になりました。
そこからは山梨県上野原市です。
住人らしき山梨ナンバーの車にも
出くわすようになりました。
しばらくはまだまだ続く山の景観に
心を洗われながら走ります。
市街地に近づいてから、
トイレ休憩のために探していた
コンビニをようやく発見。
すると駐車場に30年くらい前に
流行っていたような
族車が一台停まっていて、
おおっ!と思いながら
通り過ぎてしまいました。
やはりタイムスリップしたのかもしれない
そう思いながら、
迫る尿意と戦いつつ(結構辛かった)
違うコンビニを探して市街地へ。
相模湖公園への寄り道〜船着場で揺れる遊覧船
その後見つけた3軒目のコンビニで
トイレとコーヒータイム。
(2軒目は閉店していました)
疲れを癒して、相模湖公園へ向かいます。
ちょうど帰り道にあるので、
結局、立ち寄りました。
相変わらずレトロな雰囲気満載の
相模湖公園でしたが、
以前来た時より人もいたし、
奥にある食堂や射的場も
その日は営業していました。
湖には揺れる数隻のボート。
出航間近の遊覧船は
乗客を待ち望んでいました。
着いた頃にはすでに暮が差し迫っていたので、
軽く歩き回ってから
早々に切り上げました。
横浜までの帰り道も
多少は混み合っていましたが、
それほどストレスを生むようなものでもなく、
のんびり走ってこれました。
といいたいところですが、
ここでまさかのガス欠。
私の愛車(SRV250)も古いバイクで、
ガソリンの残量確認はトリップメーターに
頼るしかないのですが、
燃費の持ちとメーターの比較を
ギリギリまで続けた結果、
見事にガス欠になりました。
ようするに計算ミスですね。
リザーブタンクにして予備のガソリンを使い、
ドキドキしながらガソリンスタンドへ。
無事帰宅できました。
まとめ
今回話したのは、
- 無計画に環状2号線ライディング
- 檜原村の山道を走る
- 都道33号線の峠道へ
- 山梨県上野原市から相模湖へ
でした。
10時過ぎに家を出て、帰宅は18時。
すっかり現実の世界に戻ってきてしまった
私の暮らす街には、
優しく夜の帳がおりていたのでした。