初心者のバイクメンテナンス〜ヘルメット内側(内装)の洗濯方法・細菌は日々増殖している

ヘルメットの内側(内装)の洗濯をした話です。

きっかけは、だんだんと季節も夏に向かう頃、
馴染みの美容室でバイク談義をしていた時のこと。

美容師さん:え?ヘルメットの内装、いつから洗ってないんですか?
私:教習所に通う時に買ったんで、もう一年近く経ちますかね
美容師さん:えええ!?洗わないとダメですよ!細菌だらけですよ!
私:え??ほんとですか?そんなに?

美容師さん、想像以上に驚いてました。
教習所通いが昨年の夏頃でしたから、一年弱そのままです。
どれだけ細菌が増殖していることやら。
考えただけで嫌になります。

これからまた次の夏に再突入するわけですし、
洗わないわけにはいかないですよね。
そうじゃなくても洗えって話なんですけれども。

今回の記事は、そんなヘルメットの内装を取り出して、
洗って乾かし、
再び手間取りながら装着するまでのお話です。

ヘルメットの内装を取り外す〜装着位置を覚えておく

内装を外していきます。

ポッチを外して引っ張れば大丈夫だろうと
適当に外していると再度装着する時にわからなくなりますので、
向きくらいは覚えておいたほうがいいです。

忘れそうな場合は、写真を撮っておきましょう。

取り外したヘルメットの内装を中性洗剤で洗う

ネットに入れて洗濯機で洗ってしまうという手もありますが、
今回は手洗いするほうを選びました。

今は洗濯機回してますけど。

シンクに水を張り、中性洗剤を入れて泡だてます。
中性洗剤の量は、ほんの少し。
あとは外した内装をその中に入れて、優しく揉み洗いをします。
力を入れ過ぎて、プラスチックの部分を折ってしまわないように。

終わったらいったんシンクの中の泡水を流して、
シンクの中を綺麗にします。
蛇口の水を出しっぱなしにしながら、
パーツについた泡をその水で絞って落としていきます。

乾いたタオルで水を吸い取ったら、
あとは風通しの良い場所で陰干しします。

ヘルメット本体も綺麗にする〜気づかなかった傷を知る

ついでにヘルメット本体も掃除しました。
よく絞った濡れタオルで、外側と内側を両方とも
丁寧に拭きました。

これをすることによって表面の傷などに気がつきます。
これもメンテナンスの一部です。

内装を再装着する〜意外と手間

干しておいた内装が乾いたら、再装着です。

装着する時になって気づきましたが、
タイトな作りになっています。

プラスチックの部分を隙間に差し込み、ポッチをはめていきます。
奥に「ここにはめ込むのか」的な箇所があるので、
そこを狙って入れていきます。

外れてしまっては意味がないので、
根気強くはめ込んでいきましょう。

ちなみにポッチがひとつ、中でひっくり返っていました。
これを戻すのも大変でした。
洗濯時にそうなってしまったのだと思います。

ヘルメットによって違ってくるところもあるでしょうが、
これで内装がどんなふうに装着されているのかも
知ることができます。

まとめ

今回話したことは、

  • ヘルメットの内装の取り出し
  • 中性洗剤で洗って乾かす
  • ヘルメット本体も拭きあげる
  • 乾いた内装を装着する

です。

洗濯の頻度は三ヶ月に一回くらいがいいそうです。

気になる方は毎月でもいいでしょうし、
使う頻度や季節によっても変わってくるでしょう。

洗濯してさっぱりすると気分がいいものですね。
自分でできることが増えましたし。

これでまたバイクライフを
新鮮な気持ちで楽しめそうです。