2月半ば、天候は曇り。
日帰りで静岡県賀茂郡河津町へ
河津桜を見にいってきました。
川添いに続いていく桜並木は圧巻でした。
目次
いざ河津町へ〜海沿いを行く

朝8時前くらいに神奈川を出発。
行きは主に134号線と135号線で、
海沿いに走りました。
途中有料道路もあります。
ヤフーナビを見ながら行ったのですが、
乗らなくていい有料道路にも
乗ったような気がします。
ナビ一点に頼るのが良くない例ですね。
小銭を出すのが面倒で
ETCも必要なのかなと考えてみたり。
そういえば真鶴ブルーラインは
ETC使えないんですね。

風もまだ冷たく、
快適とは言いがたい天候でしたが、
目の前を流れていく景色が、
そんな肌寒さを忘れさせてくれます。
海を左手に走っていると、
岩に打ち付ける白い波しぶきが
舞っているのが見えました。
そういう景色が結構長く続きます。
余裕がなくて写真を一枚も撮らなかったことを
とても後悔しているのですが、
まさに水墨画で描きたくなるような
素晴らしい眺めでした。

途中、トイレ休憩で立ち寄った熱海のコンビニ裏手には
港がありました。
もともと住んでいる人には当たり前の景色も
旅の人間には、とても新鮮に映ります。
カモメの鳴き声が運転の疲れを
少しだけ癒してくれました。
それから今回初めてヤエーができたのも
嬉しかったです。
河津町に到着〜駐車場へ

そして出発から役3時間半。
無事河津町に到着しました。
バイクの駐輪場は、ファミリーマートの隣にありました。
地面はちゃんとしたアスファルトです。
パンフレットと飴もくれて
いい感じでした。
さすが観光地なだけに駐車場がたくさんあり、
桜に寄せたピンクのハッピを着た
呼び込みのおじさんが車を誘導しています。
「バイクはあっちだよ」
「いっぱい停まってるから行けばわかるよ」
そう言われて移動を始めたら、
さらに違う駐車場の人に
「バイク停めれるの、ここしかないよ」
と引き止められ、
客入れのために言ってるんだろうなと思いつつ、
まあいいやとそこにしました。
しかし、舗装されてなくて。
スタンドを立てるための板は敷いてくれたんですけど。

結局すぐにそこを出て
最初に案内されたバイク駐輪場に停めなおしました。
おかげで300円で済むところを
倍の600円払う結果になりましたが、
やっぱりアスファルトの方がいいし、
専用のほうが安心です。
こっちはパンフレットもくれましたしね。

立ち並ぶ河津桜並木

いよいよ桜鑑賞です。
駐車場から五分くらいで河津川に到着です。
パンフレットの地図のおかげで迷わずに行けました。
河津川は、結構な人で賑わっていました。
道沿いに屋台も出ていました。
ちょうど昼時なので、やきそばを購入。
ビール飲みたかったなー。
ヘルメットを持っていたわけでも
ツナギを着ていたわけでもないのに
今日はバイクの人多いですねー
と店員のお姉さんに言われて
少し話をしました。
見た感じでわかるんでしょうね。
さすがお店に出ている人だなあと
感心してしまいました。

土手に座って、桜と川を見ながら少し遅い昼食。
こういう自然の中にいると、
なぜこんなに心が洗われるのか。
ずっと見ていられるような気持ちになってしまいます。


川添いには小学校もありました。
毎年毎年ここの子供達はこの桜並木を見て、
それが思い出として残るんだろうなと思ったら、
羨ましいなと思いました。
「仲間たちと楽しい子ども時代」
なんて思えない学生生活を送る子どもだって当然います。
私もそうでしたから。
ただ、自然はいくら憎んでも恨んでも
何も言わずに私たちを見守っています。
そういう意味で、あの素晴らしい桜がそこにあるということが、
羨ましいと思ったのです。

また来年も見にこようと思いました。
帰路。414号線〜河津七滝ループ橋〜東名高速

スタンドでガソリンを満タンにして、
帰りは414号線〜東名高速の流れで帰ってきました。
後から知ったのですが、
414号線の途中に河津七滝ループ橋というループ橋があり
そこにも河津桜が咲いています。
ただ414号線の峠道の緊張から
さらにループ橋をバイクを傾けた状態で走っていた私には
桜に気付く余裕はありませんでした。
走ること自体はもちろん、
その緊張も含めて楽しいんですけどね。
高速に乗ってからは、
途中延々と聳え立つ富士山が圧巻でした。
もう少し暖かくなったら、
次は富士山を見に行こうと思います。

あとがき

結構長い時間運転していたので、
思ったより疲れました。
心地よい疲れではありましたが。
今度は余裕を持って、
泊まりで行きたいと思います。
河津桜はライトアップをしているようなので、
夜も巡ってみたいですしね。
日帰りでなければ運転にも余裕が出て、
途中でバイクを停めて、
もっとたくさん写真を撮ることもできたはずですし。
そうすれば、もっと
旅の楽しさを伝えられたでしょうから。
もちろん、ビールも飲めますしね。