祖国の歴史を振り返る日〜4月29日は昭和の日

この日からGWに入る職場もありますね。
大型連休を使って旅行や帰省に
出かけていく人達も多いでしょう。

昭和の日である4/29は、
昭和天皇の誕生日です。

そんなことよりもこれから突入する
ゴールデンウィークのほうが
ずっと大事かもしれませんが、
昭和という時代は
この日本を作ってきた礎のひとつです。

戦争・敗戦・復興の昭和

昭和が終わりを迎えたのは、
1989年1月7日。
その日まで62年もの長期に渡り続き、
その長さはなんと
世界最長とされています
(2021年5月現在)

昭和初期頃の日本は、
他国との戦争を繰り返していました。
そして第二次世界大戦での敗北、
空襲、原発、広島、長崎、
戦後はGHQに祖国を占領をされながら、
復興を目指して人々が必死で働き、
辛酸を舐めながら、
やがて高度経済成長を起こしました。
そして昭和40年代になると
ついに世界2位の経済大国になります。

第二次世界大戦の敗北から20年程度で、
そこまで復興を遂げたのが昭和です。

もちろん国の復興という
大掛かりなものですから、
勝利の裏で多くの犠牲があったはずです。
我が国に裏切られたと、
日本を恨みながら死んで行った人も多くいるでしょう。

我が国を想うということ

そんな激動の時代をかえりみて、
未来へ繋げて行こう。
その想いを持ってくれよというのが、
この昭和の日だそうです。

国民に国を思う気持ちがなければ、
頼りない政治家ばかりが当選していくのは
間違いないわけですから、
国を思えと諭されるのも
理にかなってはいます。

しかし、逆に国は私達に
何をしてくれているのでしょう。

為政者の仕事は
国民が楽しく笑っていられる国を
作ることです。

彼らが国税で良い暮らしを
するためではないんですよね。

お互いが想い想われてこそ。
なわけです。

しかしそんな「愛」が血脈となった
日本の姿を、
私達はこの令和の世に
とんと想像できないままです。

今でも他国の戦争が
世界を暗くさせています。

このままいつかまた日本にも
悲しい時代が訪れないことを
ただただ願うばかりです。