タイヤの空気が足りなかったり多過ぎたりは、
事故を誘発する原因を作ります。
一ヶ月に一度、もしくは高速道路利用前や、
遠出前、遠出後にはチェックするように
心がけています。
空気圧が正しくないことによる危険度、確認、
スタンドでの調整方法、タイヤの溝チェックまで。
最初まだ知識も経験もないうちから
あれはまずい、それは危険だと言われたり、
そういった情報を仕入れるたび
不安になりますよね。
それを消すためにも、とにかく定期的に
やるべきことはしっかりと行うようにしています。
目次
タイヤの空気圧が正しくないとどうなるのか
![](https://yatsukatoru.com/wp-content/uploads/2020/05/bike0124.jpg)
空気の量で必要以上にタイヤが膨らんだり、
へこんだりしてバランスが崩れることで、
それぞれ問題が起きます。
入れ過ぎの場合に起こりうること
・道路への接地面が狭まり、タイヤの中心部が摩耗する
・クラック(タイヤのヒビ割れ)
・乗り心地が悪くなる
足りない場合に起こりうること
・道路への接地面が広がり、タイヤの外側が摩耗する
・クラック(タイヤのヒビ割れ)
・バースト(タイヤの破裂)
・雨天時、溝から雨水を排出しきれずに、スリップする。
・燃費が悪くなる
などなど。
とにかくどちらにせよ危険が増すということです。
タイヤの空気圧を指で確認する
![](https://yatsukatoru.com/wp-content/uploads/2020/05/bike0132.jpg)
自分の指でタイヤを押して
確認する方法がありますが、
慣れてこないとわからないです。
こんなもんかなと思っても、
全然足りなかったり、逆に問題なかったりします。
何度か空気圧計でのチェックを重ねて
その都度タイヤを押してみながら
感覚を掴む必要があります。
慣れないうちは感覚に頼らずに、
空気圧計を使うほうがずっと安心です。
空気圧チェック〜ガソリンスタンドでのやり方
はじめに
![](https://yatsukatoru.com/wp-content/uploads/2020/05/bike0129.jpg)
空気圧計を持っていない人は、
だいたいはスタンドかバイク屋さんで
やることになると思います。
ちなみにどちらでも空気圧計を借りるのに
基本的にお金を取られることはありません。
今回は初心者向けという形ですので、
その段階では手元に空気圧計が
あることも少ないと思います。
なので、一番利用すると思われる
ガソリンスタンドでの作業を中心に書いていきます。
空気圧計を借りる
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セルフスタンドでも、だいたい店員さんがいます。
誰も使ってなければ勝手に使っても大丈夫ですが、
一言借りていいですかと言っておけば、
初心者に優しくしてくれる
店員さんもいるかもしれません。
給油ついでにやる場合は、
次の車の邪魔にならないように、
給油が済んだらまずは
空気圧計のある場所へバイクを移動します。
空気圧計はスタンドによって違う
![](https://yatsukatoru.com/wp-content/uploads/2020/05/bike0130.jpg)
同じ種類のものがあるわけではなく、
据置タイプのものと、持ち運びできるものとがあります。
据え置きタイプはあらかじめ空気圧の数値を設定し、
それ以上入れようとすると、アラームが鳴って止まります。
空気を抜く機能が無いものを見かけたことがあるので、
設定を間違えないようにしましょう。
そこでは、入れ過ぎは自己責任的な注意書きがされていました。
本体を取り外せるタイプのもののほうが
タイヤの脇の使いやすい場所へ
持ってこれるので圧倒的に便利です。
自分のバイクの空気圧の数値を確認する
![](https://yatsukatoru.com/wp-content/uploads/2020/05/bike0120.jpg)
空気圧の数値は、そのタイヤをより安全に
長く使用していくために定められた数値です。
しっかり確認する必要があります。
数値を間違えては大変です。
空気圧チェックの準備をする
![](https://yatsukatoru.com/wp-content/uploads/2020/05/bike0121.jpg)
持ち運びできる空気圧計の使用を前提に話していきます。
バルブのキャップをはずします。
なくさないようにしましょう。
バルブにノズルを差し込みます。
シューシューと空気が抜けないように、
しっかり差し込みます。
片方の手でバルブにノズルを差し込み、
もう片方の手で本体を操作できる状態にします。
空気圧計のノズルは細長くて、
先端の形状とバルブを合わせようとすると、
バイクの場合、タイヤ周辺の部品に
干渉してきたりします。
ホースの長さも関係してきます。
そうなると、バイクを前後させてタイヤを回し
ノズルをまっすぐに差し込める状態を作るのですが、
バイクを移動させると、
空気圧計本体がさらに遠くなったりするわけです。
なので、バイクの場合は、
持ち運びできる空気圧計の使用をおすすめします。
空気圧チェックをする
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自分のバイクのタイヤに定められた
空気圧の数値に合わせて、
ボタン(レバーもあり)をプシュプシュと操作しながら、
空気を入れたり抜いたりします。
定められた数値と合えばそれで完了です。
はずしたキャップを忘れずに装着して、
空気圧計を元の場所に戻しましょう。
タイヤの溝のチェック
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空気圧チェックのついでに、
タイヤの溝や傷なども見るようにしましょう。
まとめ
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今回話したことは、
- 空気圧が正しくないことによる危険度
- 空気圧の確認
- スタンドでの確認と調整方法
- タイヤの溝チェック
についてです。
タイヤは道路と接地しつづけるものです。
重い車体と、それにまたがる私達を乗せて。
負担をかけている分、こまめな空気圧チェックを行いながら、
タイヤが無駄に傷を負わないように
一番走りやすい状態を保ってあげたいものです。
安全で不安のない楽しいツーリングのためにも。