閏年(うるうどし)はなぜ2月??〜4年に一度の2月29日

なぜ2月に閏年をもうけるのか?


2月が29日まである年、
それを閏年といいますね。
付け足された1日を、潤日といいます。

今使われている暦は
太陽の動きをもとに作られているのですが、
太陽は地球の周りを365日ぴったりで
回っているわけではないので、
毎年誤差が出ます。
それを埋めるために原則として4年に一度、
2月に1日分付け足すわけです。

一日の「24時間」は太陽の動きから、
その平均を取って作られたもの。
しかし、太陽は、その時間ぴったりには
動いていません。
地球の周りを楕円を描いて
回っているからです。

なので少し遅れた分を、4年に一度、
一日足して調整しているのです。


じゃあなぜ2月に付け足すかというと、
昔の暦では2月が最後の月だったからです。
そもそも普段は28日しかないのも、
それが理由です。

ちなみに月の満ち欠けをもとに
作られていた旧暦の頃には、
閏日ならぬ、
閏月がありました。
要するに、13月があったということで、
これも一年の誤差を埋める時に
追加されたものです。

女性からプロポーズをしていい日?

ところで閏年のイベント的なものって
あるようでないんですが、
イギリスの昔話として、
この日だけは女性から
プロポースができたそうです。

昔っぽいですよね。

今は女性からプロポーズできる時代です。
愛を伝えるのに、
日にちを限定する必要はありませんよね。

男性から男性でも、
女性から女性でも、
いまの時代、いいわけですから。