黒い雲がその「手」を見失わせている
もうだめだと思っだ時。
成長やタイミングによるが、
たいてい何かしら手段は見つかった。
けど、必死に次の手を
探す気にならないこともあった。
黒い雲がもくもくと人生を覆っている時だ。
空が晴れたことに気がつかなかったり、
信号が赤になってるのに渡ろうとしたり、
周りが見えなくなるほど思い詰める。
抜け出す手は必ずあるのに、
その黒い雲が深い影を作り、
抜け出すための手段を見えなくしている。
親の教育は親子の夢や世代の違いで
足枷になる
学校で教わったこと、
青春は過ぎてしまえば幻、
放課後のたあいない約束、
恋は盲目、
嘘をついたら針千本、
笑い話にされる基準、
裏切り者になる基準、
正義と悪の分かれ目、
時と場所で変わる程度のいろんな基準、
真面目過ぎる性格、
その真面目さは悪党に都合がいいだけ、
仲間だろ仲間だろ仲間だろという束縛、
赤信号はみんなで渡れば怖くないじゃんという
同調圧力、
車が突っ込んできて怪我しない場所にいるのは
そう言って圧力をかけてきた奴だ、
自分のこだわり、
プライド〜負けを認めるだけでも
有効な手段になるのに
お世話になったんだから
ちゃんと報いるまでは退職できない
自分の気持ちに限らず
親も上司もそう言ってくるかもしれない
恩返しできないと価値がない
(あなたにそうしてほしいのは
自分が得をするからだよ
上司も親も自分がそれで満足するから
言って気分がいいし、
立派な我が子だのと自己満足に誇れるし
上司は都合の良い真面目くんを
失わずに済む)
たとえばサラリーマンなんか
扱い方でどのくらい真面目にやるかを
決めていいんですよ
本気出してる芝居でいいんですよ
金が上からどのくらい落ちてくるかですよ
どうやって社員を教育(調教)するかを
考えているのがお偉いさんです
人情論も調教のためのものですよ
(え?会社による?そうですか。
人生謳歌できてるなら
まあいいんじゃないですか)
だとか、
他にもいろいろあるけど要するに
そういう黒い雲に覆われて、
最後には人生をあきらめるという選択しか
見つからなくなるという虚しさよ。
それは払い除けられるよ。
あなたの空が晴れますように。
少なくとも私は、
「何かしら手がある」
ことは、知っています。