株式会社おくや様より、
2021年の年賀状デザインのご依頼をいただきました。
この記事では、株式会社おくや様についてと
ご依頼の年賀状作成手順について話していきます。
干支は牛。
新年に向けて心を込めて描きました。
目次
株式会社おくや様について
会津の豆菓子問屋
おくや様は、福島県喜多方市に本社を持つ
豆菓子専門店です。
前社長の松崎健太郎様が奥様の繭美様とともに20歳で開業。
地域農家と提携して落花生を生産加工販売し、
たくさんの魅力的な商品を生み出してこられました。
農家に限らず、多くの地域企業様との連携を
積極的に行っていらっしゃいます。
私が特に素晴らしいなと思ったのが
障害者雇用についてです。
一人でお店を任せられるくらいに育った
障害者雇用の社員さんもいらっしゃるそうで、
ご本人もさることながら、
ご家族がどれだけ喜んだだろうかと
考えると胸が熱くなります。
そして他の東北の企業様同様に、
あの東北大震災での痛みやその風評被害をも乗り越え、
地域の人に尽くし、
今では街を代表する企業のひとつに成長されました。
テレビ番組ガイアの夜明けでも紹介されています。
そんなおくや様の社是は、
「未来に豆まくあったか仕事」
今以上に地域貢献に従事すべく
新会社を設立した松崎前社長の意思を引き継いだのが、
奥様の松崎繭美現社長です。
女性社長として、おくや様と社員さん達を
そのあったか仕事で力強く支えていらっしゃいます。
食べてみました〜薄皮の豆菓子たち
今回の依頼に際して、
商品をお送りいただきました。
濃くし過ぎない味付けが、
豆本来の旨味を活かしていますね。
良い日本酒ととても相性がいいです。
年賀状作成について
現社長の繭美様より直接ご連絡があり、
これからの経営に向けて、
心機一転、気合いの入ったものを描いて欲しいと
ご依頼をいただきました。
ハガキは縦、下部に社名等を入れるスペースが欲しい。
それ以外は任せるとのことでした。
肝心の牛の絵は、もちろん牝牛を。
女性らしさを決して失わず
明日へ向かう強い姿をイメージして描きました。
文字の部分は別の紙に描き、
データ化してレイヤー処理で作成しています。
あとがき
今回話したのは、
- 株式会社おくや様について
- 年賀状デザインと作成の過程
でした。
年が明けて、前社長様からの年賀状とともに、
私のデザインした年賀状がおくや様より届きました。
これから作られていくおくや様の素晴らしい未来に、
そしてあたたかいお仕事に、
こうして少しでも関われて光栄です。
株式会社おくや様の益々のご成功、
ご発展を心から願っております。