雀の恩返し。警戒しながらなぜ人の暮らしに寄り添う?〜七十二候・雀始巣(すずめはじめてすくう)
雀は燕と同じく、人の暮らしのそばで生き続けます。しかし警戒心の強い雀は、燕のように、人の目に触れるところには巣を作りません。 それは人間の近くにいることで、天敵から身を守れるからなのです。 こんにちは。水墨画アーティスト…
水墨画アーティスト八束徹のアートブログ
雀は燕と同じく、人の暮らしのそばで生き続けます。しかし警戒心の強い雀は、燕のように、人の目に触れるところには巣を作りません。 それは人間の近くにいることで、天敵から身を守れるからなのです。 こんにちは。水墨画アーティスト…
穏やかな春の日差しの中を、ひらひらと舞う紋白蝶。サナギから蝶になり、その姿を私たちに見せてくれるのは、実は半数以下なのです。 こんにちは。水墨画アーティストの八束徹です。 3月15日から3月19日頃の七十二候は、 啓蟄末…
桜の陰に隠れがちな、桃の花。桃の花も桜同様にピンクや白の綺麗な花をこの春に咲かせます。そうやって桃の花も、人々に愛されてきました。 桃の節句というものがあるくらいです。 しかしその桃の節句には、桃の開花はまだ少し早いんで…
「春」の下に虫が2つ並んで蠢くと書きます。蠢くとは虫がむくむくと絶えず動いているという意味。 春の訪れとともに冬眠から覚めた虫たちが地上へ這い出してきます。 こんにちは。水墨画アーティストの八束徹です。 3月5日から3月…
春の雨が土をうるおわせると、その土の下から小さな草木の芽が顔を出します。雑草と呼ばれる草木も、新しく生まれてくる命。 雑草という名の草はこの世にはないんですけどね。 こんにちは。水墨画アーティストの八束徹です。 2月28…
遠くの景色がぼんやりと霞み、幻想的な風景をその目に映す。 それは山か海か草原か。はたまたビルの群れか。 この春先の昼と夜の温度差が、その霞を生み出すのです。 こんにちは。水墨画アーティストの八束徹です。 2月23日から2…
この時期になると優しい春の雨を受けて、乾いた大地が潤い始めます。その土の下では、冬越しの虫たちや新芽が本格的な春の訪れをまだかまだかと待ち続けているのです。 こんにちは。水墨画アーティストの八束徹です。 2月18日から2…
冬の間、川や沢に張る薄い氷。 やがて春の始まりとともに吹いた東風(こち・はるかぜ)が、その薄氷を溶かし始めると、川底の魚達が水面に顔を出し始めます。 こんにちは。水墨画アーティストの八束徹です。 2月12日から2月17日…
春告鳥とも呼ばれるウグイス。その鳴き声はまさに春の調べ。春の訪れを待ち焦がれていた私たちの心を和ませてくれますが、実はその警戒心の強さから、なかなかその姿を見せてくれないのです。 こんにちは。水墨画アーティストの八束徹で…
二十四節気・立春とともにこの日から「春」が始まります。そんなこの時期に吹く最初の春風を東風(こち)と呼びます。 そして、「はるかぜ」とも。 こんにちは。 水墨画アーティストの八束徹です。 2月4日から2月7日頃の七十二候…