季節を漂う|日本の四季を感じる時間

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蓮の花と睡蓮の違い。早起きは三文の得|水墨画で描く蓮始開(はすはじめてひらく)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 蓮始開(はすはじめてひらく)とは、蓮の花が開き始めるという意味です。 早朝の蓮池に咲き誇る蓮の花は壮観です。初夏に蓮の花の涼しさに出会うためには、実は早起きが必要なのです。 似た花の睡…

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雷が鳴ると梅雨が明ける?自然が教える季節の移ろい|水墨画で描く温風至(あつかぜいたる)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 温風至(あつかぜいたる)とは、夏の暖かい風が吹いて来るという意味です。 梅雨真っ只中、梅雨明けはいつ頃かと、憂鬱が明けるのを待ちこがれる7月初頭。夏の風が吹くまであと少し。 自然が教え…

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妊娠中のつわりと漢方薬。江戸のしたたかな女性像|水墨画で描く半夏生(はんげしょうず)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 半夏生(はんげしょうず)とは、烏柄杓(カラスビシャク)が生えるという意味です。 この記事は歴史的背景が主な内容となっております。実際の妊娠中の方へ薬をお勧めする記事ではありませんので、…

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あやめ菖蒲(しょうぶ)に杜若(かきつばた)3つの花の違い|水墨画で描く菖蒲華(あやめはなさく)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 菖蒲華(あやめはなさく)とは、あやめの花が咲くという意味です。 あやめはなさくとはいうものの、この「菖蒲」という字は、あやめともしょうぶとも読みます。 この七十二候はどちらの花のことを…

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漢方薬の元、ウツボグサ。またの名をカゴソウ。その効用とは?|水墨画で描く乃東枯(なつかれくさかるる)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 乃東枯(なつかれくさかるる)とは、ウツボグサが枯れるという意味です。 乃東(なつかれくさ)とは「夏に枯れて見える草」なので夏枯草(なつかれくさ)と呼ばれています。 現在の呼び名はウツボ…

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梅雨入りと梅の実。地面でつぶれた若い梅|水墨画で描く梅子黄(うめのみきばむ)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 梅子黄(うめのみきばむ)とは、梅の実が黄ばんで熟すという意味です。 梅雨入りとともに実を熟す梅。雨に濡れた地面に転がる梅の実の哀愁も、この初夏の風物詩です。 この若い梅が落ちるのは、「…

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蛍の光は夏、窓の雪は冬。自然のイルミネーション|水墨画で描く腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)とは、腐った草が蒸れ蛍になるという意味です。 蛍の光、窓の雪 卒業式の定番ソングだった蛍の光。卒業シーズンになぜ夏に生まれる蛍が出てくるんだろうと…

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強いのは女性。カマキリのメスは交尾中にオスを食べる|水墨画で描く螳螂生(かまきりしょうず)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 螳螂生(かまきりしょうず)とは、螳螂が生まれ出るという意味です。 カマキリが前足をあげた戦闘体制。格好いいですよね。蟷螂の斧(とうろう=カマキリのこと)と称されたほどです。 そんなカマ…

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初夏なのに麦の秋?金色に染まるノスタルジックな麦畑|水墨画で描く麦秋至(むぎのときいたる)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 麦秋至(むぎのときいたる)とは、麦が熟し麦の秋となるという意味です。 熟した麦の収穫時期を「麦の秋」と呼ぶのですが、なぜこの時期に「秋」なのでしょうか。 どこまでも広がるような金色の麦…

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江戸時代の乙女が愛した小町紅。その原料とは?|水墨画で描く紅花栄(べにばなさかう)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 紅花栄(べにばなさかう)とは、紅花が盛んに咲くという意味です。 江戸時代には「小町紅」という口紅が流行しました。紅花の色素から作り出されたものです。恋ひとつにかける乙女に非常に愛された…