私の心の原風景

独りぼっちを知った日

私は、小学生の頃、
クラスのリーダー的存在とこじれて、
仲間はずれになったことがあります。
理由は覚えていないのですが、
何か意地になることがあったのでしょう。

あの時の一人ぼっち感は、
今も私の中に残っています。

でも今思えば、あの痛みは
もともと私の心の奥に
あったものだったのかもしれません。
その出来事は、
ただそれを呼び覚ましただけで ─

これは過去を引きずるということではなく、
それが自分の心の奥にある、
変わらない原風景になったという話です。

学校、家族、恋愛—

きっかけは人それぞれ違うでしょう。
けれどもともとその感受性を持つ人には、
どこかで必ず、
その瞬間が訪れる気がします。

孤独感や疎外感という、
深い痛みとの出会いが。

その美しい痛みは間違いではない

今でも私は、夕方、
学校帰りの子どもたちを見かけると、
仲良く歩くグループではなく、
その後ろを一人で歩く子に
目が向いてしまう。

胸が痛むんです。
きっとその子にも、
あの感覚があるのだと思うから。

この話を理解できない人もいると思います。
話して馬鹿にされたこともあります。

ただ、それはそれでいい。

でも、その感受性は間違いじゃない。
その痛みも、その感覚も、
それはあなたの大切な一部なのだと
私は伝えたいんです。

私が絵を届けたいのは、
同じような心を持ったあなたです。
その美しい痛みを知っている
あなたなのです。