冬の国道16号線|横須賀市「馬堀海岸」で見た朝焼け

12月最初の日曜日朝5時半。
寒いのはわかっていましたが、
眠っていた愛車(バイク)を起こして、
横須賀市にある馬堀海岸を
走ってきました。

真っ赤な朝焼けが照らす国道16号線。
風を切るエンジン音。

この記事では、

そんな馬堀海岸について、
そして美しい朝焼けについて
話していきます。

馬堀海岸はどんな場所?

馬堀海岸は、神奈川県横須賀市大津地区にある、
東京湾に面した海岸です。
延々とヤシの木が植えられています。

海岸沿いを通るのは国道16号線
そのまま南下すれば観音崎へ続きます。

海岸には遊歩道が作られ、
歩きやすく整備されているので、
海を見ながらの散歩やデート、
ジョギングなどにも適しています。
場所によっては釣りも楽しめます。

そばには馬堀公園、併設のプールと、
娯楽施設もあります。

少し離れたところにはガラス張りの美術館、
横須賀美術館があり、
美術鑑賞も楽しむことができます。

ライダー的にはやはり、
その海岸沿いの16号を走る。
それが最大の目的です。

朝焼けを探して|馬堀海岸

冬の早朝ですから街は薄暗く、
走っている車も少なく、
ただただ冷たい風が
私の体にぶつかって来ます。

スピードを落としながら走っていると
車が横を追い抜いていき、
あっという間に赤信号の向こうへ
消えていきました。

私の住む街から馬堀海岸までは
30分ちょっとで着きます。
なので走る道も何度も通った道です。 
けれど時間帯やその季節によって、
いつも新しい道を走っているかのような
そんな気分になります。

行く前は「またあの道を行くのか」
なんて思うのですが、
実際走ってみると毎回感覚が違うんですよね。
これがバイクの面白いところです。
またがったバイクの調子も、
毎回違いますしね。

風とエンジンの音だけが、
静まり帰った朝方の街に響き渡り、
私をまた遠くへと連れて行ってくれます。
いつもいつも連れて行ってくれます。

そして馬堀海岸に近づく頃には
空が赤く滲んで来ていて、
私の心も高揚し始めました。

この調子だとちょうどいい時間帯に
美しい空を見ながら走れると、
私はワクワクしながらバイクを走らせました。

そして到着した馬堀海岸の海の向こうには
約束通り美しい暁が広がっていたのです。

美しい暁と冬の風|馬堀海岸

バイクを路肩に停めて、海岸へ。

静まり返った国道を車が時々
1台2台と走り抜けていくだけ。
そして海岸をジョギングする人は、
漂うライダーになど目もくれずに
すれ違っていきます。

あまりの寒さに、
日が昇るのを待つ体力がなく
ヘルメットかぶってまた走り始めました。

コンビニでハンバーガーと
熱いコーヒーで朝食を済ませて、
そして住処へと引き返す道すがら
サイドミラーに映った丸い朝日。

立ち去る私の背中越しには、
新しい朝がゆっくりと昇っていたのでした。

また会いに来るよ

そう心の中でつぶやいて、
バイクを停めずに、
私はそのまま横須賀をあとにしました。

まとめ

今回話したのは、

  • 馬堀海岸について
  • 朝焼けを探して走った話

についてでした。

今度は昼の時間帯にも
行ってみようかと思います。

画家としては横須賀美術館も魅力的ですしね。