この度は原画のご依頼をご検討いただき、誠にありがとうございます。
絵のご依頼に際しまして、はじめに教えていただきたいことが4つほどございます。
①何を描くのか
②絵の大きさ
③納期
④額装の有無
それぞれ細かく話していきますね。
目次
はじめに教えて欲しいこと
①何を描くのか
何を描くのかを教えてください。
できれば、どこにどんなふうに使う為に必要な絵なのか、何を伝えたい絵なのかがわかるとイメージを膨らませやすいです。
たとえば、
例1)家族の誕生日のお祝いをしたい
例2)牡丹の花が好きだからそれを描いてほしい
など、できる範囲でいいので教えてください。
参考資料が必要な場合はご提出ください。
携帯で撮ったものを添付とかで構いません。
一枚だけではなく、できれば数枚いただけると助かります。
画質とか細かいことは気にしないで大丈夫です。
②絵の大きさ
基準は半紙サイズです。
半紙のサイズはF4サイズとほぼ同じ243mm×334mmで、額縁込みの大きさは288mm×379mmになります。これは私の提案ですが、このくらいまでが部屋に飾るのにちょうどいい大きさかと思います。半紙1/2にもできますが、小さくしても金額は同じです。
もちろんもっと大きな絵をご希望いただいても大丈夫です。どちらにせよ、ご相談ください。
③納期
納期については、慌てて数をこなそうとしても良いものができないこと、以下で説明する裏打ちを表装屋さんに依頼すること、額装の注文の兼ね合いなどから、1ヶ月〜2ヶ月先までいただいています。
要相談ではありますが、なるべく余裕を持ったご依頼をお願いいたします。
④額装の有無
こだわりがなければ、額装までこちらにお任せください。
額はいくつかの提案とご相談を経て、決める流れになります。
ご理解いただきたいこと
水墨画について
水墨画はアナログ絵なので、基本的に修正は承っておりません。
なぜかというと、水墨画は和紙への滲みを利用した絵です。
そのため墨や和紙が乾いてしまうと修正が効かない場合が多く、当然「一箇所だけ消す」ことはできませんし、付け足しも場所によっては汚くなってしまいます。
なので、多くの場合は修正ではなく、描き直しになります。
とはいえ、描き直しも一度くらいなら別料金はいりません。
額装について
額装・軸装代は作品代に含まれています。
- 額装にするか(額に入れる)
- 軸装にするか(掛け軸にする)
を決めて、
付き合いのある表装店さんに依頼し、そのまま飾れる形にしてお届けします。
自分で額装・軸装をしたい場合
ご自分で額装をしたり、表装屋さんに依頼されるという場合も料金は同じになります。
その場合は作品のみをお届けします。
ちょっと専門的な話になりますが、和紙に描いた作品は、裏打ち(和紙を綺麗に伸ばす作業)を施してからの納品になります。
和紙は水を吸うとしわになるため、この作業をしないと、綺麗に飾ることはできません。
額装の場合は裏打ちをしてから額に入れて飾るだけです。
あとから額を変えることも可能です。
しかし軸装になると、掛け軸と一体化させるので剥がして再利用ができません。
ご自分でこういった事情を表装店さんで相談しながら依頼する形になります。
これらを踏まえてご相談ください。
裏打ちについて
裏打ちには乾式、湿式があり、違いは以下のようになります。
・乾式=剥がして掛け軸に立て直しができない
・湿式=剥がして掛け軸に立て直せる
*額装を含むご依頼で湿式をご希望の場合は裏打ち代が追加になり、納期も遅くなります。
(手裏とも言われ、手間のかかる作業だからです)
商品の発送とお支払いについて
支払い方法は現状、口座振込になります。
分割でも大丈夫です(要相談)
作品の発送は最初の振込確認後となります。
アナログ絵は直接見てみないと本当の良さは伝わりません。
しかし、ほとんどの場合、写真に撮った絵と原画(実物)を見比べて写真画像が生の絵に勝つことはありません。
これが原画の素晴らしさ、魅力です。
なので安心してお受け取りください。
完成後のキャンセルは承っておりませんので、ご了承下さい。
料金について
半紙の大きさまでで、3万円➕依頼料5千円です。
それ以降の大きさをご希望の場合は、応相談となります。
著作権について
著作権は八束徹に帰属します。
細かく書かないでおきますが、転売したり、他のお金儲けに使ったりしないでくださいねってことです。
作品をブログ・SNSで宣伝をかねて紹介をさせてもらえたらありがたいです。
まとめ
やり取りは基本的にLINEで行います。
ぜひ公式アカウントに登録の上、ご相談くださいませ。