哲学を漂う|墨の香る言葉

季節を漂う|日本の四季を感じる時間

人の暮らしに寄り添う、雀の子育て日記|水墨画で描く雀始巣(すずめはじめてすくう)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 雀始巣(すずめはじめてすくう)とは、雀が巣を構え始めるという意味です。 スズメはツバメと同じく、人の暮らしのそばで生き続けます。しかし警戒心の強いスズメは、ツバメのように人の目に触れる…

季節を漂う|日本の四季を感じる時間

白や黄色のモンシロチョウ。ひらひらと舞う恋模様|水墨画で描く菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)とは、青虫が羽化して紋白蝶になるという意味です。 穏やかな春の日差しの中を、ひらひらと舞うモンシロチョウ。発生する時期で色に違いが現れます。 この記事では…

季節を漂う|日本の四季を感じる時間

桃の節句に、花は咲かない?咲いて笑う|水墨画で描く桃始笑(ももはじめてさく)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 啓蟄次候 桃始笑(ももはじめてさく)とは、 桃の花が咲き始めるという意味です。 桜の陰に隠れがちな、桃の花。桃の花も桜同様にピンクや白の綺麗な花をこの春に咲かせます。そうやって桃の花も…

季節を漂う|日本の四季を感じる時間

春の下に虫が並んで『蠢く』。冬眠からの目覚め|水墨画で描く蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)とは、冬籠りの虫が出て来るという意味です。 「春」の下に虫が2つ並んで蠢く(うごめく)と書きます。蠢くとは虫がむくむくと絶えず動いているという意味。 …

季節を漂う|日本の四季を感じる時間

春の草木たち。新しく生まれてくる命|水墨画で描く草木萌動(そうもくめばえいずる)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 草木萌動(そうもくめばえいずる)とは、草木が芽吹き始めるという意味です。 春の雨が土をうるおわせると、その土の下から小さな草木の芽が顔を出します。 この記事では、その草木萌動、そして今…

季節を漂う|日本の四季を感じる時間

幻想的な春の霞。和の情景|水墨画で描く霞始靆(かすみはじめてたなびく)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 霞始靆(かすみはじめてたなびく)とは、霞がたなびき始めるという意味です。 遠くの景色がぼんやりと霞み、幻想的な風景をその目に映す。 それは山か海か草原か。はたまたビルの群れか。 この春…

季節を漂う|日本の四季を感じる時間

優しい春の雨が大地を潤す。虫たちの囁き|水墨画で描く土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)とは、雨が降って土が湿り気を含むという意味です。 この時期になると優しい春の雨を受けて、乾いた大地が潤い始めます。その土の下では、冬越しの虫たちや…

季節を漂う|日本の四季を感じる時間

水面に広がる波紋。川底の魚が顔を出す|水墨画で描く魚上氷(うおこおりをいずる)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 魚上氷(うおこおりをいずる)とは、割れた氷の間から魚が飛び出る、という意味です。 冬の間、川や沢に張る薄い氷。 やがて春の始まりとともに吹いた東風(こち・はるかぜ)が、沢や川辺の薄氷を…

季節を漂う|日本の四季を感じる時間

ウグイスの鳴き声はどこからするの?春を告げる鳥|水墨画で描く黄鶯睍睆(うぐいすなく)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 黄鶯睍睆(うぐいすなく)とは、ウグイスが鳴き始めるという意味です。 その鳴き声はどこからするのだろう? そう思って探しても、ウグイスはなかなか姿を見せてはくれません。その理由は警戒心の…

季節を漂う|日本の四季を感じる時間

立春に吹く風はどこから来る?氷を溶かす東風|水墨画で描く東風解凍(こちこおりをとく)

こんにちは。 水墨画家の八束徹です。 東風解凍(こちこおりをとく)とは、東風が厚い氷を解かし始めるという意味です。 二十四節気・立春とともにこの日から「春」が始まります。そんなこの時期に吹く最初の春風を東風(こち)と呼び…