哲学を漂う|墨の香る言葉

季節を漂う|日本の四季を感じる時間

梅雨入りと梅の実。地面でつぶれた若い梅|水墨画で描く梅子黄(うめのみきばむ)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 梅子黄(うめのみきばむ)とは、梅の実が黄ばんで熟すという意味です。 梅雨入りとともに実を熟す梅。雨に濡れた地面に転がる梅の実の哀愁も、この初夏の風物詩です。 この若い梅が落ちるのは、「…

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蛍の光は夏、窓の雪は冬。自然のイルミネーション|水墨画で描く腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)とは、腐った草が蒸れ蛍になるという意味です。 蛍の光、窓の雪 卒業式の定番ソングだった蛍の光。卒業シーズンになぜ夏に生まれる蛍が出てくるんだろうと…

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強いのは女性。カマキリのメスは交尾中にオスを食べる|水墨画で描く螳螂生(かまきりしょうず)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 螳螂生(かまきりしょうず)とは、螳螂が生まれ出るという意味です。 カマキリが前足をあげた戦闘体制。格好いいですよね。蟷螂の斧(とうろう=カマキリのこと)と称されたほどです。 そんなカマ…

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初夏なのに麦の秋?金色に染まるノスタルジックな麦畑|水墨画で描く麦秋至(むぎのときいたる)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 麦秋至(むぎのときいたる)とは、麦が熟し麦の秋となるという意味です。 熟した麦の収穫時期を「麦の秋」と呼ぶのですが、なぜこの時期に「秋」なのでしょうか。 どこまでも広がるような金色の麦…

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江戸時代の乙女が愛した小町紅。その原料とは?|水墨画で描く紅花栄(べにばなさかう)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 紅花栄(べにばなさかう)とは、紅花が盛んに咲くという意味です。 江戸時代には「小町紅」という口紅が流行しました。紅花の色素から作り出されたものです。恋ひとつにかける乙女に非常に愛された…

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残酷?蚕(かいこ)の飼育と絹の衣|水墨画で描く蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)とは、蚕が桑の葉を盛んに食べ始めるという意味です。 蚕の一生は、人の手の中で始まり、人の手の中で終わります。彼らは美しい絹を生み出すためだけに養われて…

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たけのこの旬はあっという間に終わる?|水墨画で描く竹笋生(たけのこしょうず)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 竹笋生(たけのこしょうず)とは、筍(たけのこ)が生えて来るという意味です。 筍料理といえば何が思い浮かぶでしょうか。 タケノコご飯、煮物、揚げ物、炒め物。 いろんな食べ方ができますね。…

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ミミズにおしっこをかけるとアレが腫れる?|水墨画で描く蚯蚓出(みみずいづる)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 蚯蚓出(みみずいづる)とは、蚯蚓が地上にはい出るという意味です。 土を掘ると出てくるミミズ。そんなミミズに尿をかけると 陰嚢が腫れる などと昔から言います。 それはミミズが農家の人にと…

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カエルのうたが聞こえてくるよ。一晩中鳴き続けるのはなぜ?|水墨画で描く蛙始鳴(かわずはじめてなく)

こんにちは。水墨画家の八束徹です。 蛙始鳴(かわずはじめてなく)とは、蛙が鳴き始めるという意味です。 都会では馴染みがありませんが、田舎では夜になるとカエルの大合唱が始まります。 そんなカエルの鳴き声もまた、メスへの求愛…