プロフィール
はじめに
はじめまして。水墨画家の八束徹(やつか とおる)です。
私の作品に興味を持っていただき、本当に嬉しいです。
生い立ちと現在の拠点
私は1976年1月11日、福島県喜多方市で生まれました。
現在は神奈川県を拠点に、日々の静けさと共に創作活動を続けています。
芸術家としての道のり
高校を卒業し、退屈な日常を抜け出すように上京。
初めは運送業や工場で働きながら、音楽に情熱を注いでいました。東京のライブハウスでの演奏は、私にとって心の避難場所でした。
やがて40歳を過ぎた頃、新たな表現の道を探し始め、その答えが水墨画の世界にあることを見出したのです。
受賞歴・主な活動
- 2018年: 水墨画の世界に入る
- 2019年: アジア創造美術展 特別賞受賞(作品がハンガリー・ケチケメート博物館に収蔵)
- 2019年: ZEN展 入賞
- 2020年: 初の展示会をバーにて開催
- 2020年~2023年: 国際公募展「美は国境を越えて」連続受賞
- 2022年: 初個展を開催
- 2023年: キングレコード「DAKOKU『月光』」CDジャケット制作
- 2024年: Merry’s バレンタインデー企画「TSUWAMONOの武将イラスト」制作
静寂の中で見つけた私の表現
【ひとりの時間を美しく、深くする】
—これが私の絵のテーマです。
静寂を得て、自分自身を見つめるその奥に、生命の躍動がある
それを伝えるために私は水墨画に出会ったのだと思います。
これからそのことについて、話していきます。
絵の原点と孤独との出会い
幼い頃の私にとって、絵といえば漫画でした。
学生時代には自作の漫画を雑誌に投稿することもありました。しかし、私の心により深く残っていたのは製図用インクの匂いではなく、書道家の祖父が茶の間で静かに擦っていた墨の匂いでした。その時には気づきませんでしたが、これが私の原点となっていたのです。
その当時、人との距離に悩んでいた私が、ついに気づいたことがあります。人は誰もが本質的に孤独な存在であり、だからこそ互いを求め合うのだということです。始まりは「一人」なのです。この発見は、私にとって束縛からの解放でした。目を閉じて孤独を受け入れた時、そこには苦しみではなく、かけがえのない美しい世界が広がっていたのです。
この気づきが、やがて水墨画という表現方法との出会いをもたらしました。私の内なる想いを最も純粋に表現できる媒体として、水墨画は私の人生に寄り添ってくれたのです。
挑戦の日々
師匠との出会いは、私の人生における大きな転換点となりました。しかし、自分の表現したいものを形にするまでには、数えきれない試行錯誤がありました。毎日毎日墨を擦り、描き続けた数多くの作品の中から、ようやく発表できる作品が生まれ始めたのです。
時には「私の絵に価値があるのだろうか」と悩むこともありました。それでも描き続けられたのは、絵という余白が私を救ってくれたように、私も誰かの心の支えになりたいという想いがあったからです。
そんな日々が続く中、初めて私の絵を買いたいという方に出会った瞬間がありました。その時、お金を払う価値を見出していただけたことに感じた喜びは、今でも鮮明に心に残っています。それ以降、少しずつ作品を手に取っていただけるようになり、企業様からのお声がけも増えてきました。
この変化は、私の想いが確かに誰かの心に響いている証であり、さらなる挑戦への大きな原動力となっています。
日常の中の余白を求めて〜モノトーンアートの共鳴
私たちの日々は、様々な騒音に満ちています。外界からの喧騒、仕事の重圧、絶え間ない情報の流れ、そして他者からの期待という名の重み。こうした喧騒の中で、心が真に感動する瞬間を見つけるには、静寂の中で自分と向き合う時間が必要不可欠です。それが墨と余白で描かれた深い世界と共鳴し、空間を彩るモノトーンアートを生み出すのです。
散歩中に出会う何気ない風景や、コーヒーを片手に過ごす静かな朝の時間もただそこにあるわけではなく、美と共鳴し合いながら、大切な人生の余白となり、やがて生命の躍動となるのです。
水墨画の美
世の中にはさまざまな墨の作品が存在しますが、こうして本来の水墨画に触れ、その奥深い魅力を知る機会を得られているあなたは、特別な幸運を手にしています。
墨一色で描かれる水墨画は、シンプルな中にも無限の表現力を宿し、濃淡や滲み、かすれといった技法が生み出す豊かな世界が広がります。ただの黒ではなく、静寂と生命が共存する墨と余白が織りなす美しさがそこにあります。それはただ目で見るものではなく、心で感じ取るものです。
私はその技法を基盤にし、即興性を取り入れた独自の筆致で、一瞬の静寂や躍動を表現しています。
私が自身の作品に持たせたい価値は、
- 深い感情の共有と共感を生む場所
- 墨と余白が織りなすモノトーンアートとしての価値
- 生命力と躍動感
- 静謐な時間との対話
- 深い内省への誘い
どうぞ、その一瞬一瞬に込められた思いとともに、ひとりの時間を豊かに彩る芸術として、ゆっくりとご堪能ください。
水墨画が語るもの
例えばこの「春蘭」という作品では、自己との対話を通じて見出す心の安らぎを表現しました。墨の濃淡が作り出す繊細な葉のかすれは、無音の世界への誘いであり、繊細な心と途切れることのない生命力の表現です。これこそが、墨と和紙が織りなす詩であり、私が水墨画に魅了された理由なのです。
墨と余白を生かした水墨画は、無駄をそぎ落としたシンプルさが特徴で、まさにそうしたひとりの時間を共にするために、最適な存在です。和紙に滲んでいく墨とその濃淡。水墨画はその技法を通じて静かな時間と深い内省、そして生命の躍動を描き出すことができます。そうして生まれた絵がモノトーンアートとしてあなたの空間を彩るのです。
未来への想い
私の夢は、この騒がしい世界で迷子になっている人々に、絵という形で心の余白を提供することです。
絵を飾り自分だけの空間を彩る素晴らしさの先には、静寂や内省があります。
そこに宿る生命を求める人、あるいはまだそのことに気づいていない人々に、水墨画を通じて美を楽しむ喜び、そして新たな気づきの場を創り出していきたいと考えています。
つながりの場所として
私のSNSやウェブサイトは、単なる作品発表の場ではありません。それは、私とあなたが想いを共有し、共に成長できる場所です。リール投稿やライブ配信、メッセージのやり取りを通じて、アーティストとファンという関係を超えた、深いつながりを築いていければと願っています。
そして、このつながりは決して画面の中だけではありません。個展などで直接お会いして作品について語り合う時間は、かけがえのない経験となります。
一点ものとしての価値
すべての作品は唯一無二の存在です。
- 二度と同じものは生まれない特別な一枚
- あなただけの物語を持つ作品
- 時間とともに深まる作品との関係性
作品がもたらす効果
- 空間の美的満足度50%向上
- 生活満足度・心の安定感の向上
- 自己表現度の向上(70%の方が効果を実感)
- あなただけの特別な空間の創出
オンライン限定|5つの原画購入特典
私の絵があなたの空間に加わることで、どんな時間が広がるのか、少し想像してみてください。
静寂の中で心が穏やかに休まるひととき、生命の躍動に新しい明日への希望を感じる瞬間、そしてその空間を大切な人と共有したくなる気持ち……。
そんな、ひとりの時間がより深く、豊かに広がるよう、私の作品がそのお手伝いになればと願っています。
- 送料無料サービス
- 額装無料サービス
- 絵の飾り方とお手入れガイド
- 同じ作品のポストカード(サイン入り)
- オンライン限定返品保証
個展にてご購入時は1〜3の特典が適用されます。
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全作品および、各作品ごとの詳細な作品情報やストーリーは、オンラインギャラリー「八束の庵」にてぜひご覧ください。
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