【孤独の歌】自作の歌詞とその背景を綴る第3話〜欠けた月
旅立ちへの不安を照らした月明かり 高校の卒業式まであとわずか。 夜も更けた田んぼに囲まれた細い道を、私はリードを引きながら、飼っていた犬の散歩をしていました。 周囲は静まり返り、見上げればただ田舎の真っ暗い夜空に月だけが…
水墨画アーティスト八束徹のアートブログ
旅立ちへの不安を照らした月明かり 高校の卒業式まであとわずか。 夜も更けた田んぼに囲まれた細い道を、私はリードを引きながら、飼っていた犬の散歩をしていました。 周囲は静まり返り、見上げればただ田舎の真っ暗い夜空に月だけが…
ひたすら屈折していった高校時代〜嫌われ者の誕生 他の、それぞれ青春を謳歌していたであろう同級生達と同じように、この高校生活の3年間が、私の半分を作り上げました。 学校内では、なにひとつ面白いことなどありませんでした。 誰…
いつまでも消えなかった恋心 中学生時代の、手を繋ぐのも恥ずかしいような、淡い恋の話です。 この恋人をモデルにして、その当時も上京後も、たくさんの歌を書くことになります。 中学3年の時、部活が一緒だった同級生の女子に告白を…
ペンは剣よりも強し〜その言葉を知った学生時代 ペンは剣よりも強し という言葉がありますね。私はその言葉が大好きです。その言葉を強く信じています。 私がまだ学生の頃は、ヤンキーが目立っていた時代です。目が合った合わない、ナ…
〜今今と今という間に今ぞ無く 今という間に今ぞ過ぎゆく〜 道歌の一つです。 道歌とは日本に古くからある、 道徳や教訓を綴った 短歌のようなものです。 言葉の意味は? 要するに、 やるならすぐにやろう ということですね。 …
2020年、春。 その桜舞う季節に、 コロナによって世界は大変な事態になりました。 感染数、死亡者数は日々増え続けて、 日本は全都道府県に緊急事態宣言がなされました。 まずなによりも、 感染してお亡くなりになった方には、…