八束徹|作品紹介【魚上氷(うおこおりをいずる)】

この作品は、春の七十二候、
魚上氷(うおこおりをいずる)がテーマです。
(魚上氷の時期は2月12日頃から2月17日頃)

ストーリー

まだまだ薄氷が水面に広がる中、
その下を魚が泳ぐ様子を描きました。

左側に残した余白は、その先へ続く川を
想像させてくれます。
水墨画における余白の効果的な使い方の
ひとつです。

子供の頃には寒い朝の登校時などに
わざと道を外れて、
小さな沢へと下りたりしたものです。
なんでも物めずらしく見えて
楽しいと思えていた時期ですから、
ちょっと踏み込めばヒビが走る薄氷に
興奮したものです。

運動靴の中が濡れないように
気をつけながら、
陸から足を伸ばして
氷を割って遊んでいました。

その下で春を待つ魚達は、
罪を知らぬ無邪気な子供の悪戯を
どんな気持ちで見上げていたのでしょうか。

もしかしたら本気で飛び上がって、
こっちを驚かしてやろう
なんて思っていたのかもしれませんね。

春を告げに来たついでに。

七十二候とは?

七十二候とは、日本の一年を
71個に分けたものをいいます。

四季よりも詳細に、
日本の季節の移り変わりを
表現しています。

本来中国から渡ってきたものですが、
江戸時代に日本の気候に合わせて
作り直されました。

作品詳細

●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm
●額装について
サイズ – 太子 379mm×288mm
色 – 白
マット色 – 薄藤

ご注文後に額装に入るため、
到着まで一週間から10日ほどお待ちください。

販売サイト▶︎https://yatsukatorue.official.ec

*著作権は八束徹に帰属します。
絵のダウンロードや無断転載はお控えください。