八束徹|作品紹介【七十二候・鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)】

この作品は、冬の七十二候、
鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)が
テーマです。
(鶏始乳の時期は1月30日頃から2月3日頃)

ストーリー

鶏の家禽(かきん=家畜の鳥バージョン)
の歴史を紐解くと、
鶏は初めは食用や採卵用ではなく、
こけこっこーと、
その甲高い鳴き声で
夜明けを知らせる鳥という
神秘性を持った有難い存在
として扱われていました。

その後、闘鶏、養鶏と家禽の歴史は
広がっていきましたが、
そんな夜明けの合図としての
神秘性は今も持ち続けています。

冬の終わりという夜明け。

まさに今、次の立春へ向かう
最後の七十二候にふさわしいものとして
鶏がここに登場するのかもしれませんね。

さておき、
鶏といえば一番に思いつくのは、
あの白い体と
真っ赤な鶏冠(とさか)と肉垂れ
ではないでしょうか。

日本で最も知られた採卵用鶏は、
白色レグホンと呼ばれる鶏です。
古来春にしか卵を産まなかった鶏は
人の手による品種改良を経て、
時期を問わず排卵するようになりました。

卵を産まないひよこのオスは
即、殺処分され、
残されたメスは成長後、
1〜2年間ほどの
排卵期間に卵を産みます。

こうして人間の元で育つ鶏には
親子で過ごす時間がありません。

せめてものために、
今回この親子を描きました。

七十二候とは?


七十二候とは、日本の一年を
71個に分けたものをいいます。
四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを
表現しています。
本来中国から渡ってきたものですが、
江戸時代に日本の気候に合わせて
作り直されました。

作品詳細

●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm
●額装について
サイズ – 太子 379mm×288mm
色 – 白
マット色 – ワーグマン

ご注文後に額装に入るため、
到着まで一週間から10日ほどお待ちください。

販売サイト▶︎https://yatsukatorue.official.ec

*著作権は八束徹に帰属します。
絵のダウンロードや無断転載はお控えください。