【工賃不要】自分で直せる!スピードメーターの故障〜初めてのメーターケーブル交換とそのやり方

走行中にふと見ると、
スピードメーターが0のまま
動かなくなっていました。
厳密に言うと、
振動で0のあたりをただ揺れている状態。

メーター自体がダメになっていれば
お手上げですが、
ケーブルの交換だけで済むなら、と、
自分でやってみました。

メーターケーブルは前輪と
スピードメーターをつなぐもの。
それを交換するだけですから
「自分にできるかな?」
と構えるほどのことでは
ありませんでした。

それに、それで直らないにしても、
部品を新しいものに換えるのは
いいことですからね。

さて、それでは作業開始です。

自分で簡単にできる?メーターケーブルの交換

メーターケーブルの購入

部品はいつも通りネットで買いました。

この場合、注意点としては、
部品名プラス自分のバイクの名前で
検索することです。
例えば私なら
「メーターケーブル SRV250」
という感じで。

これはどの部品を探す時も
同じですね。

メーカーによって片方の先端が
二股になっていたりするのもあります。
間違ったものを買ってしまわないように
しましょう。

取り付け①壊れたメーターケーブルを外す

こんな感じで、片方は
スピードメーター側に取り付けられています。
この年期の入った汚れきった
ゴムのカバーを外すと、

こんな感じになっています。これを外していきます。

ちなみに今回使ったのは写真上部のプライヤーだけです。

プライヤーを使ってこんな感じで回していきます。
もちろん緩める時は左へ。

ちなみにメーター側も前輪側も、
強い力が必要なほど固くは締められてなかったので、
新しいものを取り付ける際も
それにならって締めました。

なので、ここで外す時の感覚を
覚えておいたらいいと思います。

そして次は前輪側を外します。
ここもそんなにきつくは締まっていませんでした。

これが前輪側を外した状態。

グリスがついていて、
逆側とは形状が違っています。

あと、ケーブル全体を取り外す際に、
ケーブルがどこをどう通してあったかを
ちゃんと確認しておきましょう。

取り付け②新しいメーターケーブルを取り付ける

先ほどの写真と同じ形状をしたほうを、
前輪側に取り付けます。
こちらはすでに新しいグリスがついています。

そのまま差し込んで、プライヤーで締め付けましょう。

次はメーター側です。

まず、一旦外したこのゴムカバーを
新しいケーブルに取り付けるわけですが、
口が狭すぎて私には装着できませんでした。

なのでゴムカバーは無しで作業を進めます。

そしてこんな感じで裸で装着。

作業終了です。

そしてエンジンをかける!

路地に出てスピードを上げると同時に、
メーターの針が上へ上がっていきます。

「直った!」
とテンションも上がっていきました。
直ったことと自分でできたことで、
嬉しさも倍増でした。

些細なことかもしれませんが、
全てはこういったことの積み重ねです。

「壊れた〜」とショップに持ち込む前に、
一度検討してみるのもいいかもですね。