秋のお彼岸との関係〜秋分(しゅうぶん)

二十四節気・秋分(しゅうぶん)

9月23日から10月7日頃の
二十四節気は、秋分です。

秋分初日は秋分の日として、
国民の祝日となっています。
その日を中心に、前後3日の7日間が、
秋のお彼岸です。
ちなみに春のお彼岸は、
春分の日が中心になっています。
春分の日も祝日ですね。

この秋分の日は、春分の日と同じく、
昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。

ざっくり流れを説明すると、

1.春分→昼と夜の長さが同じくらい
その後、昼の長さが伸びていく
2.夏至→一年で一番昼が長くなる
その後、昼の長さが短くなっていく
3.秋分→また昼と夜の長さが同じくらいになる
その後、夜の長さが伸びていく
4.冬至→一年で一番夜が長くなる
その後、昼の長さが伸びていく
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「暑さ寒さも彼岸まで」
という言葉を借りると、

寒さがおさまるのは春のお彼岸。
(夜の長さが昼と同じになるから)
暑さがおさまるのは秋のお彼岸。
昼の長さが夜と同じになるから)
ということですね。

という感じで、一年の日の長さは
これの繰り返しなのです。

さては暑さも彼岸で収まり、
野には彼岸花が
咲き誇るようになりました。

彼岸参りに吹く秋の風は、
私達を少しばかり、
感傷的にさせます。

秋分の間の3つの七十二候

次の二十四節気は、寒露(かんろ)です。