巡る季節に寄り添い生きる|水墨画で七十二候を描く

春夏秋冬、4つの季節を、
私達は生きています。

日本の四季におけるその移ろいは、
日本独自の美しさを持ち、
私達日本人の誇りのひとつです。

普段は意識してなくても、
あなたも心のどこかで
「それは日本のいいところだよ」
と、胸を張っているのではないでしょうか。

日本の四季、その奥深さ

そんな日本の一年を
24個に分けたのが二十四節気で、
さらに72個に分けたのを、
七十二候といいます。

暖かい春の鳥の鳴き声、
暑い夏の蝉しぐれ、
赤い葉で賑わう秋、
灰色の空に雪が舞う冬

月が一日一日少しずつ形を変えて、
その満ち欠けを魅せてくれるように

日本の一年は変化に富み、
私達の暮らしを彩り、
楽しませてくれる
素晴らしいものです。

私達はいつも何かに追われるように生き、
いつも何かに傷つけられています。
そんな時でも、あなたが、
その季節の移ろいを見失わず、
たとえ見失ったとしても
ここにしたためた絵や言葉の
どれかひとつでもあなたの心にとまり、
あなたの助けになり、
あなたを喜びに導けることを
私は願っています。

水墨画で七十二候を描く〜二十四節気と七十二候

花を描くなら季節を知ろう
季節を知るなら歳時記を、と

そこから二十四節気、七十二候と掘り下げ、
学んだことを綴り、
得た感動を絵にしました。

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〜春〜

|立春(りっしゅん)

  • 東風解凍(こちこおりをとく)|立春の始まり。今年最初の春の風
  • 黄鶯睍睆(うぐいすなく)|ウグイスは姿を隠して春を告げる
  • 魚上氷(うおこおりをいずる)|薄氷の下で春を待つ魚達

雨水(うすい)

  • 土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)|舞う雪が雨に変わり農耕の準備へ
  • 霞始靆(かすみはじめてたなびく)|霞はなぜ生まれる?広がる幻想的な風景
  • 草木萌動(そうもくめばえいずる)|雑草とはどの草木?雑草という名の草はない

啓蟄(けいちつ)

  • 蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)|春の下に虫が並んで『蠢く(うごめく)』
  • 桃始笑(ももはじめてさく)|桃の花が咲く時期は?桃の節句には間に合わない?
  • 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)|青虫から紋白蝶へ。サナギからかえるのは半数以下?

春分(しゅんぶん)

  • 雀始巣(すずめはじめてすくう)|雀の恩返し。警戒しながらなぜ人の暮らしに寄り添う?
  • 桜始開(さくらはじめてひらく)|桜散って風に舞う。花見が始まったのはいつ?
  • 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)|虫が冬眠から目覚める春雷。なぜ春雷が発生するのか

清明(せいめい)

  • 玄鳥至(つばめきたる)|燕は南からの渡り鳥。巣を見守る農夫達
  • 鴻雁北(こうがんきたへかえる)|渡り鳥・雁の群れは冬空が似合う
  • 虹始見(にじはじめてあらわる)|虹の色の順番は?その数え方

穀雨(こくう)

  • 葭始生(あしはじめてしょうず)|葭(葦)の読み方は二つある?その理由について
  • 霜止出苗(しもやんでなえいづる)|4月の終わりに霜が降りる。農家では死活問題?
  • 牡丹華(ぼたんはなさく)|牡丹の花言葉は?風格のある華

〜夏〜

立夏(りっか)

  • 蛙始鳴(かわずはじめてなく)|かえるのうたが聞こえる夜。なぜカエルは鳴き続けるのか
  • 蚯蚓出(みみずいづる)|ミミズに尿をかけると●●が腫れる?
  • 竹笋生(たけのこしょうず)|筍の旬の時期はあっという間に終わる

小満(しょうまん)

  • 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)|残酷な絹の衣。蚕(かいこ)の一生とは?
  • 紅花栄(べにばなさかう)|江戸の乙女が愛した紅花の口紅
  • 麦秋至(むぎのときいたる)|初夏なのに麦の秋?その意味は?

芒種(ぼうしゅ)

  • 螳螂生(かまきりしょうず)|カマキリのメスは交尾中にオスを食べる
  • 腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)|蛍の光、窓の雪。卒業シーズンになぜ蛍の光?
  • 梅子黄(うめのみきばむ)|梅雨入りとともに梅の実がなる。梅干しの元

|夏至(げし)

  • 乃東枯(なつかれくさかるる)|漢方薬の元。ウツボグサはどんな病に効く?
  • 菖蒲華(あやめはなさく)|あやめ菖蒲に杜若。同じような3つの花の違いとは?
  • 半夏生(はんげしょうず)|つわりの薬代をヘソクリへ?江戸のしたたかな女性像

小暑(しょうしょ)

  • 温風至(あつかぜいたる)|雷が鳴ると梅雨が終わる?青く高い空を待つ
  • 蓮始開(はすはじめてひらく)|蓮の花は朝に咲き、昼に散る
  • 鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)|鷹と鷲の違いとは?3種類の「タカ科」

大暑(たいしょ)

  • 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)|豊臣家の家紋にもなった越冬する桐の花
  • 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)|猛暑日の気温は何度から?蒸し暑い夏
  • 大雨時行(たいうときどきにふる)|気温を下げてくれる夕立。夏の休息

〜秋〜

立秋(りっしゅう)

  • 涼風至(すづかぜいたる)|立秋でも夏の季語。記憶に吹く涼風
  • 寒蝉鳴(ひぐらしなく)|カナカナカナ…夕闇に響くヒグラシの鳴き声
  • 蒙霧升降(ふかききりまとう)|なぜ高地では先に霧が生まれるのか。下界から見上げる深き霧

処暑(しょしょ)

  • 綿柎開(わたのはなしべひらく)|綿の花は色が変わる?
  • 天地始粛(てんちはじめてさむし)|八月尽とは?夏の終わりの寂しさ
  • 禾乃登(こくものすなわちみのる)|田んぼが冠水。稲への害とは?

白露(はくろ)

  • 草露白(くさのつゆしろし)|草花が光る朝。朝露はなぜできる?
  • 鶺鴒鳴(せきれいなく)|3種類のセキレイの見分け方。街でよく見かけるのは?
  • 玄鳥去(つばめさる)|夏鳥・ツバメはいつまで日本にいる?

秋分(しゅうぶん)

  • 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)|音のない雷、秋の稲妻。その名の由来は?
  • 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)|冬越しの準備を始める虫達。虫も冬眠するの?
  • 水始涸(みずはじめてかる)|稲刈りの時期に田んぼの水が枯れる?

寒露(かんろ)

  • 鴻雁来(こうがんきたる)|天然記念物の沼?日本にあるマガンの越冬地
  • 菊花開(きくのはなひらく)|菊の花は縁起が悪い?辛気臭い?
  • 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)|キリギリスの鳴き声は夏の風物詩。それがなぜ秋に?

霜降(そうこう)

  • 霜始降(しもはじめてふる)|霜降(そうこう)とは?秋の霜はいつ降るの?
  • 霎時施(こさめときどきふる)|時雨は地域限定の雨
  • 楓蔦黄(もみじつたきばむ)|紅葉スポットだけがすべてじゃない

〜冬〜

立冬(りっとう)

  • 山茶始開(つばきはじめてひらく)|ツバキとサザンカの違い。その見分け方は?
  • 地始凍(ちはじめてこおる)|霜柱が広がると霜柱の花ができる?
  • 金盞香(きんせんかさく)|冬に季節はずれのキンセンカが咲く?

小雪(しょうせつ)

  • 虹蔵不見(にじかくれてみえず)|冬の虹はなぜ珍しいのか
  • 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)|からっ風はどこから吹いてくる?
  • 橘始黄(たちばなはじめてきばむ)|みかんと同じ柑橘系?橘の実っておいしいの?

大雪(たいせつ)

  • 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)|冬の雲は低い場所で空に蓋をする
  • 熊蟄穴(くまあなにこもる)|熊が冬眠する理由とは?
  • 鱖魚群(さけのうおむらがる)|鮭の川上り。命懸けの理由

冬至(とうじ)

  • 乃東生(なつかれくさしょうず)|漢方の元、ナツカレクサは冬に芽を出す
  • 麋角解(おおしかのつのおつる)|鹿のツノは取れる?生え変わるツノ
  • 雪下出麦(ゆきわたりてむぎいづる)|麦の恵みへつながる、雪下の芽

小寒(しょうかん)

  • 芹乃栄(せりすなわちさかう)|七草粥に欠かせない野草セリ。ドクゼリにはご注意を
  • 水泉動(しみずあたたかをふくむ)|地下水は雪を融かす?
  • 雉始雊(きじはじめてなく)|日本の国鳥・雉の鳴き声響く

大寒(だいかん)

  • 款冬華(ふきのはなさく)|雪上に咲く。蕗の薹(ふきのとう)が咲かせる華とは?
  • 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)|沢の水も凍るほどの寒さ。凍るのは沢だけじゃない
  • 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)|鶏は冬には卵を産まなかった?