【失敗談あり】初心者ライダーの初めてのバイク洗車〜洗車は最大のメンテナンス

まだバイクを購入して2ヶ月。

そんなひよっこライダーの頃の話です。

この日私は、そろそろ洗車しなきゃ
そして、早く洗車を覚えたい、
経験したいという強い気持ちにかられ、
初めての洗車に行ってきました。

初めてなだけに色々と
失敗談もありましたので、
同じ境遇の方のお役に
少しでも立てればうれしいです。

この記事では、
道具を揃えることから始まり、
洗車場探し、洗車場での洗車とコーティング、
チェーンの油差しまでを話していきます。

初心者のバイク洗車(1.洗車用の道具を揃える)

購入したもの。
バイク用品とAmazonにて
それぞれ用意しました。

洗剤は洗車機に入っているものを使えばいいので、
買いませんでした。

初心者のバイク洗車(2.近くのコイン洗車場を探す)

インターネットで検索し、
近場のコイン洗車場を探しました。

運転職をして車の洗車経験はありますが、
職場の駐車場で洗車していたので
コイン洗車場には行ったことがありません。

初めて検索してみたのですが、
思ったより少ないという印象でした。

最寄り駅のすぐそばにもあったのですが、
混んでいたらどうしよう、
その場で拭きあげしたりできるのかな
などよけいな不安がよぎり、
少し離れた、空いてそうなところに
決めました。

空いてるかなんてどこだろうと
行ってみないとわかりませんが、
もし混んでいたらその日は
諦めていたと思います。

ここにしようと決めて、
準備したものをリュックに詰め込んで、
出発しました。

初心者のバイク洗車(3.実際の洗車からチェーンを掃除・注油まで)

まず今回の洗車で覚えたこと。

ヘルメットなどを置く場所がない
洗浄機の設定時間が長い(車基準)
水が有料
バケツが必要
ブーツに水が入る
安全に作業をしよう


実際の作業の流れとあわせて話していきます。

作業準備〜ヘルメットなどを置く場所がない

いざバイクを止めて、
センタースタンドを立てます。
センタースタンドがついていない場合は、
メンテナンススタンドが必要です。
(これは後でやるチェーンメンテナンスで、
ないと厳しくなります。)

よしやるぞ、と
ヘルメットを脱ぎ、
リュックを置こうとしたら、
台になるようなものがありません。

しかたなくヘルメットとリュックは
洗車機の上へ置いて作業を開始しました。

作業開始〜洗浄機の設定時間が長い・ブーツに水が入る

お金を入れて洗車開始。
選んだ工程は、水→洗剤→水。

まずは水をかけて埃を落とし
汚れを浮かせます。
濡れて困るものははずしておきます。

メーター周りや
キーシリンダー(鍵を挿すところ)に
あまり水がかからないように
バイクの前方斜め上からかけていきます。
こうすればマフラーの排気口も
うまく避けられます。
(キーシリンダーや排気口は
養生テープなどでふさぐ方法もあります。)

そしてそろそろいいかなと
洗車機の残り時間を見たら、
洗剤を出す工程までまだ
6分近く残っていました。

機械の設定が車基準なんです。
車の洗車なら納得の行く時間です。

初めから表示されていることでは
あるのですが、
10分は思ったより長いです。

それ以上やってもしかたないので、
しばらくアスファルトに向けて
噴射していました。

哀愁たっぷりです。
(時間短縮できるようだったのですが、
調整する気が起きず・・・)

そしてようやく洗剤に変わり、
また水かけと同じように、
メーター周りなどに気をつけながら、
愛車を洗剤まみれにします。

そしてこの時間も長いわけで以下同文。

洗剤を掛け終えたら、
スポンジでゴシゴシ洗います。

洗い方は、基本上から下へ。
傷つきやすいタンクあたりから。

タイヤやホイールは
それ用のブラシにしたほうがいいですね。
私は忘れていたのでそのまま下まで
全部ひとつのスポンジで洗いました。

そしてこの時点ですでに
ブーツの中には水が沁みてきています。
洗車に行くからといって、
私はゴム長靴なんか履いて
バイクに乗りたくありません。
バッグにも入りませんし。

靴に履かせるビニールみたいなものを
用意すれば良かったなと思いました。

そして洗剤を洗い流して
拭きあげ作業に移ります。

拭きあげる〜水が有料・バケツが必要

拭きあげとは、
水を拭き取ることです。

水を吸い取りやすい
マイクロファイバータオルを使い、
水垢が残らないように丁寧に行います。

タオルを水でゆすいで
きつく絞った状態にして拭きあげます。
そして水を吸い取らなくなってきたら
またゆすいでしぼる
を繰り返すのですが、
そこで、ゆすぐための
バケツがありません。
そしてそこに入れる水も
新たに使うには有料です。

さっき無駄に噴射した水が
もったいなかったことに気がつくわけです。
まあ入れ物が無ければ意味がないのですが。

なので毎回お金を入れて
蛇口から出る水でタオルをゆすぐという
非常にもったいないことを
する羽目になりました。

そして拭きあげ作業が済んだら、
ワックスを塗っていきます。
これもムラの出ないように丁寧に。

このシュアラスターのワックスは、
こちらの水を使わない洗車でも
大活躍しています。

綺麗になってバイクも嬉しそうです。

チェーンのメンテナンス〜【回転物に手を出すな】

次にチェーンの掃除と油差しをします。
基本的に500キロ走行毎が目安です。
あとは海沿いや雨の日に走ったあとに。
これは洗車も同じですね。

そして今回は洗車でチェーンも
濡れるわけですから、
掃除と注油も当然やります。
これは水を使わない洗車でも、
基本的にワンセットの作業です。

センタースタンドで浮いた後輪を手で回し、
チェーンを動かしつつ、
届くところから順に
チェーンクリーナーをかけながら
ゴシゴシ拭いていきます。

この際、スプロケット
(チェーンがからんでいる
丸い円盤みたいなもの)
に手を挟む可能性があるので、
必ず軍手をしましょう。

工場で働いているときに
「回転物に手を出すな」
とイヤになるほど言われました。
それでも、指を吹っ飛ばす人、
腕を切り刻む人などがいるのです。
手で回していても回転物です。
タイヤを回す手をいったん止めつつ、
作業をしましょう。
論外ですが、センタースタンドを立てて
後輪を浮かし、
エンジンかけてギアを入れると
後輪がから回りしますよね。
もちろんチェーンも動きます。
それを利用して作業をするのは
絶対にダメです。

どうなるかはさっき言った通りです。
愛車を血だらけにするのは
やめましょうね。

そして拭き終えたら、
同じように手でタイヤを回しつつ、
チェーンルブで油をさしていきます。

初心者のバイク洗車(4.その後のツーリング)

綺麗になった愛車を見ていると、
こっちまで誇らしい気持ちになります。
気分も上がってきます。

そして、
そのまま遠くまで走りたい

その気持ちが沸き起こって、
テンションがあがって、
バイクがますます愛おしく思えて、

洗車完了です。

まとめ

今回話したことは、

  • 道具を揃える
  • 洗車場を探す
  • 実際に洗車をする
  • 走りに出る

こんな感じになります。

今回の私の話・失敗談が
あなたの役に立てば幸いです。

最初はバタバタやって
いいんじゃないでしょうか。
初心者なんですから。

なんでもそうやって
覚えていくものですしね。

綺麗になったバイクを描いてみました。
どうでしょうか。

ちなみにこの日以来、
一度も洗車場には行っていません。

以上、初心者の初めてのバイク洗車でした。