逗子市観光【披露山公園(ひろやまこうえん)】かながわ景勝50選を巡るバイク一人旅

相模湾の景観と砲台の歴史が眠る披露山公園。
神奈川県逗子市内にある披露山と呼ばれる丘の頂上に
その公園はありました。
かながわ景勝50選のひとつです。

今回の記事では、披露山公園へのアクセス、歴史、
公園内の展望台や見晴らし台からの海の景観、
夜景や夕景について話していきます。

駐車場は無料だし、
後から知った施設の歴史も興味深く、
なによりも頂上から見渡すその景色は
とても素晴らしいものでした。

天候は晴れ
風は多少あり

披露山公園について

アクセス

住所:〒249-0007 神奈川県逗子市新宿5-1851
駐車場無料
徒歩の場合はJR逗子駅よりバス
小坪経由鎌倉行「披露山入口」下車徒歩約15分

披露山に入り、山を登って行くと
頂上手前に広い駐車場があります。

駐輪場の脇から逗子海岸へ下るハイキングコースもあり、
ちょうど親子連れが仲睦まじく登ってきたところでした。
そしてその向こうに目をやると、
さっそく海が広がっていました。

披露山公園の歴史〜元は砲台があった?

第二次世界大戦中、この山の頂上には
海軍の高射砲が3台設置されていました。
高射砲とは、地上から航空機を
攻撃するための大砲のことです。

戦後その指揮所跡がレストハウスに、
そして砲台跡が猿舎や展望台、花壇になり、
その山の頂は、披露山公園として
新しく生まれ変わったのだそうです。

戦争のための禍々しい設備が、
市民の平和な暮らしを彩る憩いの場となったわけですね。

披露山公園を歩く

坂を登ると広がる公園

駐車場から緑に囲まれた短い坂を登ると、
すぐに頂上の公園に出ます。
正面には円形の花壇があり、
右手にレストハウスが建っています。
レストハウスの営業時間は、
土日祝の晴天時のみ、11:00〜16:00。

その日は土曜日で見事な晴天でしたが、
到着時間が早くて営業時間前だったようです。

孔雀のいる小屋と猿舎

公園内には孔雀やガチョウなどが
飼育されている小屋と、
ニホンザルが何匹もいる猿舎があります。
私が訪問した時は、鳥インフル対策とのことで
野鳥の侵入を防ぐための網が張ってあり、
(元々の金網の上にさらに網)
おかげで鳥も猿もよく見えなかったのが残念でした。

見世物のためにそこに存在させられているのに、
見世物の意味もなしていないっていうのも、
なんとも切ない状況でした。

しかしそれにしても猿って
あんなに可愛いかったっけ。

並んだ鳥小屋の先には、
ブランコなど遊具のある遊び場もあります。

小さな子供たちが楽しそうに遊んでいました。

2階建の展望台

これが今回一番の楽しみでした。
展望台は2階まで。
円形なだけにぐるっと周ると
もう一つ上の屋上に上がれそうな気がしましたが、
行けませんでした。
実際に行った方はわかると思います、
この、なんというか「アレ?」な感覚。笑

とはいえ、そこから見渡せる
陽の光にきらめく青い海、
そびえ立つ日本一の山、富士山。

文句なしに美しかったです。

先端の見晴らし台

こちらにはベンチがあり、
座ってゆっくりと景色を楽しむことができます。

桜が咲いていれば
さらに素晴らしい景観だったでしょうね。
代わりに園内のあちこちに
椿が咲き誇っていました。

ちなみにこのあたりは高級住宅地で、
有名な方も住んでいるそうです。
海の手前に広がるのがその住宅地です。

夕景、夜景などは?

私は午前中に行きましたが、
例えば夜明け、日没、夜景なども楽しめそうです。

ただ、駐車場が8:30〜16:30までで、
時間外は閉鎖されてしまうようなので、
そのあたりがライダーとしては不便ですね。
ちなみにトイレも閉まってしまうとのことです。
もう一つ、夜は外灯も頼りなく結構暗いらしいので
そのへんもお気をつけください。

まとめ

今回話したのは、

  • 披露山公園についてのアクセス、歴史
  • 公園内の施設、動物
  • 広がる青い海について

でした。

各施設ですが、なるほど砲台跡なだけに、
レストハウス以外の3つ、
花壇、展望台、猿舎は円形でできていました。
戦時中はそこに砲台が備え付けられていたんですね。

時が流れ、その日そこで私が出会った目達は、
敵を睨み狙いを定めるためのものではなく、
美しい景色や動物の愛らしさを
楽しもうとしているものばかりでした。

たくさんの犠牲の上に取り返した平和が
二度と散らぬようにと願うばかりです。

公園を後にする私の脇を、
はしゃいで先を行く幼子と、
慌てて追いかける母親が通り抜けていきました。