【穴があいてる!】初心者のバイクのマフラー補修?洗車は最大のメンテナンス

マフラーの穴が見つかった経緯

真夏の連休初日。

翌日のツーリングのために洗車
(水をかけない拭き上げとワックス、
チェーンの手入れ
)をしていたら、
マフラーに穴があることが
判明
しました。

タオルでマフラーの下側を拭いた際に
タオルが引っかかり、
覗いてみると穴が空いていたのです。

サビで腐食してできた感じでした。
大きさは10円玉くらい。

さらに、srv250はマフラーが2本出し
(左右に1本ずつ)なのですが、
もう一本のほうにも小さな穴がありました。

なんの知識も経験もない
初心者ライダーの私は、
色々と調べて悩んだあげく
翌日のツーリングを断念しました。

この記事では、
愛車の部品事情、
自分でできるマフラーの補修の知識、
バイクショップへの持ち込み談、
ネット情報の頼りなさ、
洗車の大切さについて、
話していきます。

ツーリングを断念した理由は、
その中に記しています。

純正マフラーが製造されていない車種もある

私の所有するsrv250は、
すでに色々な部品が製造中止になっています。

なので、純正マフラーを手に入れるのは
ほぼ奇跡に近い感じです。

そうなるとヤフオクなどで中古品
(純正ではなく、併用できる社外品)
を探すことになるわけですが、
検索してみると、数も少なく、
金額は数万円で出ています。

頑張って買えないわけではないけれど、
購入してから二ヶ月に一回は
どこかしらが故障していたので、
なんとなく勢いにまかせた購入を
ためらってしまいました。

ならばショップに持っていくしかない。
が、そうするとさらに工賃もプラスされるわけですし、
ショップに持って行ってしまえば、
それこそ確実に予定のツーリングは
中止になるわけです。

うーん、とスマホとにらめっこが続きました。

自分でやるマフラーの補修方法

知人に連絡したところ
自分でできる補修方法があるとのこと。

教えてもらったのは、補修パテでの補修です。

必要なものは、サンドペーパー。
脱脂用のシリコンオフ。
マフラーパテ。
マフラー耐熱テープ。

まずサンドペーパーでサビを取った後、
脱脂をします。
付属のセラミッククロスに
耐熱パテを塗り、
それを貼り付けます。
その上に、耐熱テープを貼り付ければ、
さらに頑丈な補修ができると。

補修以外では溶接というのもありましたが、
もちろんそんな道具も技術も持っていません。

しかし耐熱パテでの補修なら自分でできそうだし、
乾かすまで1日待っても
まだ予定していたツーリングに間に合います。

しかし、故障箇所はマフラーの裏側。
マフラーを外したこともないのに、
ネットの情報だけでやれるものだろうか


工具も揃えなければならない。

(あとから知人に聞いたところ、
別に外さなくていいじゃん、
と言われましたが、、、)

色々考えて、やはり、いったんバイクショップへ
連絡することにしました。

バイクショップへ〜初心者はプロに頼る

まず電話でショップの方と話しました。

自分で補修することに関しては
あまりいい返事をもらえず

一度お店に持ってきてくださいと言われました。

まあ相手も商売だし、
そう答えるだろうなとも思いつつ、
穴の開いたマフラーのまま、
愛車を購入したバイクショップへ。

そこで直接バイクを見てもらいながら
色々教えてもらったのですが、

srv250のマフラーは薄いので、
このトラブルは起きがちだということ。
さらに二重構造になっていて、
中のものが割れてしまった場合は、
交換するしかない
ということ。
耐熱パテで補修しても
バイクは車より振動が大きいため、
剥がれやすいということ。
あとから見つけたもう一本の方の穴は、
もともと装備されていた
「マフラーにたまった水を出す穴」だということ。

これらはみな、
ネットではすぐに得られなかった情報です。

結果的にやはり持ち込みは正解でした。
自分でやっていたら間違いなく、
水を出す穴も埋めていたでしょうから。

ショップのほうでもヤフオクなどを
見ていただいていて、
結構高い値段で出てますねえ、
と気にかけてくれました。

色々相談した結果、とりあえず
一旦溶接の方向で話を進めることに。

ちなみに交換するマフラーによっては
1本出しにする場合もあるとのことで、
そうなると悲しいなあって感じでした。
SRVは2本出しが魅力なのに。

その日は溶接工が休みを取っているとのことで、
そのままバイクを預けて、電車で帰宅しました。
毎回そこに預けるたび、
なんだか寂しい気持ちで乗る電車で。

初心者がネットの情報だけに頼るのは限界がある

いずれにせよ、今回こうしてショップでプロに
見てもらったのは正解でした。

ネットを見ていると、
ショップに持っていくほどじゃないとか、
そのくらいできないとだめだとか、
腕に覚えのあるライダーが
あれこれ書いていたりしますが、
よくわかりもせずいじり倒してしまうよりは、
プロに見てもらうほうが間違いはないと思います。

頑張って調べてみても、
これで大丈夫かな?
心配だな・・・

そんなふうにベッドで横になって
スマホを睨んで
どうしようかと悩んでいるくらいならば、
ためらわずにショップに連絡するべきです。

できそうかな、やってみようかな
と思いつつ何かが引っかかる。

そんな時は、この記事を思い出してみてください。

洗車は最大のメンテナンス

今回のマフラーの破損に気がついたのは、
洗車をしたからです。

マフラーを拭くためにタオルを当てなければ、
穴あきになど気づかず、
予定通りにツーリングに出かけていたことでしょう。

洗車は最大のメンテナンスといいますが、
まさにその通りでした。

まとめ

今回話したことは、

  • 旧車は純正のマフラーが生産されていない場合もある
  • 自分でマフラーを補修する方法
  • 初心者はバイクショップへ持ち込もう
  • ネット情報だけでは頼りない
  • 洗車は最大のメンテナンス

でした。


放っておけば、穴はさらに広がっていったはずです。
大事なバイクが悲しまないないように、
欠かさずに洗車をしてあげる大切さを
改めて学びました。

そして調子が悪い時は修理に出して
ゆっくり休ませてあげるということも。